人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

近況まとめてご報告

月に二回くらいは更新していないと、さすがに追憶の彼方に追いやられてしまいそうなので、そろそろ何かを書いておきたいのですが、“あまりにもいろいろありすぎて”、何を書いてよいやら。

こんにちは、ご無沙汰しております。

 

姉妹の今のヒットは、NHK BSプレミアム「プレミアムシアター」で放送されたグラインドボーン音楽祭2016 歌劇『セビリアの理髪師』。以前、パリオペラ座でコリーヌ・セローが演出した舞台のDVDを見せたことがあるのですが、フィガロの服になぜか携帯電話がぶら下がっていたり、全員の服装がイスラム風だったりと、「???」な舞台だったせいで歌や演技に集中できず、中途半端に放り出していました。が、エンリケ・マッツォーラ指揮の本舞台は姉妹して大爆笑。特にもっともコメディタッチの二幕はお気に入りで、時間ができるたびに「見たい」「見たい」とせがまれます。

私は恥ずかしながら、この歳にしてようやくオペラを(テレビで)見た身なので、すんなりハマれた姉妹の感性を理解できません。なんなの君たち。

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岡本誠司さんのくれた闘志

家族で『君の名は。』を観てきました。新海監督の作品はひととおり追ってきているのですが、文芸風味の作風から相当に大衆に寄りましたね。おもねったというよりは戦略ではないでしょうか。垢抜けたと言ってもいいかもしれない。若いころから各映画コンクールで賞を総なめにし、創ればファンが少しずつ増えていき、40代半ばにして集大成。見事な生き様だと思います。音楽家もかくありたいもの。

大人のほうが見て感じることは多いのではないかなー。感情のひだとか心の機微とか、色や表情に深みを見る年齢になってから見直すと、きっと姉妹ももっと楽しめるのではないかと感じました。音楽家も(略)

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コンクール×3

何年ぶりでしょうか。カラオケで歌いました。1曲だけでとてつもない疲労感を感じたのですが、本気で歌ったときの娘たちの反応はというと……耳をふさいでた!!

え、なに、聴くに耐えないってこと? と思ったら「うるさい」だそうで。歌は全力で歌わないと意味がないでしょうに。まあいいや、本当に数年ぶりにイエモン歌ったし、気分よかった。

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コンクール、あるいはチャット

結局先日の日記に書いたとおりで、休日に気が抜けた私は体調を崩してしまい、日曜日は1日中ずっと寝ていました。そのせい(おかげ)で夜中に覚醒しています。

 

なぜ「おかげ」かといいますと、ヴィエニャフスキ国際コンクールをライブで聴けているからです。

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ボムソリちゃんのメンコンを聴く

ここ数週間というもの、人生の中でもそうとうに濃い時間を過ごしています。良いこともあれば寂しいこともあり、つらいこともあれば楽しいこともあり。アップダウンが激しすぎて体がついていきません。こういうときに風邪をひきやすいので要注意だぞ自分!

 

季節の変わり目、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

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おちこんだりもしたけれど、姉妹はげんきです。

久しぶりのエントリーだというのに『魔女の宅急便』のパクリタイトルで本当に申し訳ないのですが、まさにこんな心境を通過している長女、二女なので、あえて借りてきました。糸井先生スミマセン。

 

毎日更新を控えるようになってから、姉妹の音楽活動にもいろいろと動きがありました。

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夏の終わり

姉妹とも本日から学校です。「夏休み起床」に慣れてしまった二女はなかなか起きてこられず、長女が何度か「学校、遅れるよ!」と一生懸命に起こしていました。

 

夏が終わりましたね。湿気の少ない風が吹いてきて、せいせいしたような、寂しいような。新たなステージの幕開けと思って心機一転、次に向かおうと思います。

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