嫌いな言葉「クラシックはエリートのための音楽」
いい言葉なので、引用を。
ラトル氏は記者会見の席で、そんな質問が出なかったにもかかわらず、「今まで耳にした中で最も嫌いな言葉」を挙げた。それは「クラシック音楽はエリートのためのものであり、特定の選ばれた専門家にしか理解できない」というものだ。「私が二度と聞きたくない言葉だ」と強調した。
音楽家たるもの、かくありたいものです。
ではまた。
2017弦楽器フェアに行った
人生は悲喜こもごもとはよく言ったもので。
喜びがあったかと思った次の瞬間に、悲しみが訪れていることがある。そんなことを知った2017年11月。劇場にするまでもなく、否が応でも人生の舞台に押し上げようと事情が迫ってくる。そんなことがあるものです。
……あ、そこのあなた、間違ってないですよ。楽器少女の父のブログですよ。
ただの近況を100文字くらいでまとめただけです。
別に意趣返ししたわけではございません。
続きを読むハイフェッツのスケールその後
長いこと体調良く過ごしていたから油断したのでしょうか、突然の気候変動に体がついていかず崩れました。
この時期、本当に風邪をひきやすくなりますよね。今週末、東京では学生音楽コンクール、小学生と中学生の本選。みなさん体調に気を付けて。全員が100%の力で弾き切れることをお祈りしております。
毎日練習し続ける方法
最近、画面に向かってみて思うのですが……。
よく毎日書けていたな。すごいな自分、と振り返るわけです(今でこそ不定期更新ですが、実は一年前までの三年間、一日も欠かすことなく毎日書き続けていました)。
でも毎日書いていたときは、ネタが無い無いと言いながらも、画面に向かえば何かしら思い浮かぶものがあったのも確かです。それだけヴァイオリンという世界に魅せられて、ハイになっていたんでしょうね。
続きを読む成長の夏
夏休み最後の休日、家族でプラネタリウムを見てきました。
「学校の宿題を全部終わらせたら、遊びに行くぞ!」と宣言し、土曜日は机にかじりつかせて自由研究やら俳句やら、提出物を片っ端から片付けていきました。
すっきりした気持ちでお出かけの日曜日。家族でワクワクしながら向かったプラネタリウムは、ハイクオリティ映像で見せる満天の星空がテーマと強烈にプッシュしています。いざ場内に入るとやはりドキドキするもので、とても楽しみにしていました……が、内容がなぜか説教くさい。思わず「うーん、これはエンターテインメントとして、どうなんだろう」とモヤモヤした気持ちになる展開。子どもたちが退屈していないだろうかと心配するほどでした。
しかし終演後。姉妹は「わーすごかったね! おもしろかった!」と満面の笑み。ああ、すさんだ大人ってイヤだねえ……。
汚れっちまった悲しみに……。
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