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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

競争力とコンクール

師走です。世界中のカレンダーが一年で一番軽くなる一ヶ月です。 とか詩人っぽいことを書いておくと文章のお仕事が来るのではないかと勝手に思っているわけですが、世の中そんなに甘くないわけで。ほんのときおり「文章上手ですね。プロですか?」と言われる…

猛省

えー、たいへん感慨深い経験をさせていただきました。今日は私信のようになってしまいますが、お許しください。 先日は皆様、大変お疲れ様でした。一日がこんなにも長いコンクールは初めてで、前半に飛ばしすぎたきらいのある長女は後半少々ぐったりしていま…

表現欲とインプット

世間では「ポケモンGO!」が話題ですが、私としては「シン・ゴジラ」に大注目であります。 庵野監督は天才だと常々思っていますので、これは観にいかなければならない。が、毎日子が家にいる環境下でいつ映画館に足を運べることやら。姉妹はこの手の怖い映画…

ヴァイオリンの構え方を3つに大別してみた

最近、若い学生さんの演奏を聴く機会に恵まれています。藝大のモーニングコンサートもいいのですが、もっと小さな規模でならば学生さんたちはあらゆるところで弾いている様子。学生ならではの、なかなか聴く機会のない珍しい曲を持ってくるので、とてもおも…

子にかけてしまう過大な期待の解消法

昔から大好きで、いまだに完結していない漫画『ガラスの仮面』の検定があったので、北島マヤコースで遊んでみました。結果は「マンガ評論家レベル」だそうです。月影先生にダメ出ししていただきました。 「おらぁ……たずだぁ……」の長台詞の穴埋めを答えられな…

なぜゲームミュージックなのか

題名のない音楽会では、最近ゲームミュージックを題材に扱うことが多くなってきました。これは司会の五嶋龍くんが27歳と言う若さであることも手伝っているのかなー、なんてほほえましい気持ちで見ていた私はファミコン世代。佐渡さんのときとは違う切り口…

芸事とは迷惑をかけること

芸事というのは伝承文化であり、伝承した先にはよりソリッドになった姿形が残っていく。現在に至るまでに起こった数十年~数百年の紆余曲折などぶっ飛ばして、いきなり鋭くとがった最終形をつきつけられるのだから後学の者はたまったものではありません。 歴…

変わらない態度

今日はちょっと子たちからは離れた話になってしまいます。 小さい頃、大人たちが夢中になるスポーツといえば野球で、サッカーはまだ漫画の中だけでおもしろい球技というイメージでした。だからまったく興味がなかったというのが本当のところ。 しかしフラン…

ほんと? うそ? クラシックの一番儲かる仕事

最近、とても腰がいたい。若いころからぎっくり腰の常習で、この季節になると突然腰が痛み出します。デスクワークの弊害ここに見たり。 行きつけの鍼灸院に行ったのですが、針に電気を通してもらっている最中に「プツン」と機械が止まり、「ごめん、マッサー…

指板と駒のあいだ

一度ついた癖というのはなかなか直らない。特に肉体的な運動は。野球のピッチャーがよく「フォームの改造を」と言うのを聞きますが、あれはすごいことですね。今まで一番慣れていて結果を出してきたから今のポジションがあるというのに、それを改造してさら…

指弓練習法

最近の長女さんの鼻歌はパガニーニのカプリス9番。なぜか知らないけどオペラみたいな歌い方をします。他の曲でオペラっぽいものはいくらでもあるのに。9番はどちらかというと管楽器っぽい曲なんですけどね。

売り出しの「フック」

企画業界でお仕事されている方はうなずいてくださると思うのですが、物事を売るために必要な要素として必ず出てくる言葉に 「フック」 というのがあります。要するにお客の気持ちをひっかける釣り針です。

イギリスの音楽教育事情4

本日でこのトピックも最終回です。

イギリスの音楽教育事情3

先日の続き。第三弾です。

イギリスの音楽教育事情2

先日の続きになります。

イギリスの音楽教育事情1

今日は本ブログに寄稿いただきました貴重なレポートをご紹介したいと思います。 イギリスはロンドンにご家族で在住の方で、家族ぐるみで頻繁にメールのやり取りをさせていただいているペンパル(使い方あってますか?)です。お子様の芸術的感性にいつも驚か…

学業と芸事の両立

先日、友人に学生音楽コンクールの熾烈な競争について細々と説明したあと、今年はこんな感じだったんだよー、と感動を伝えていたときのこと。その子は昔からクラシックバレエとピアノをやってきた人ですがヴァイオリンの世界は知らない。そのため興味津々に…

楽器で食べていくための考察2(現実的な数字)

急激に寒くなってきましたね。札幌では積雪40センチと聞いてとても驚きました。こんなに早くから大雪が降ったと聞くと、昨年2月に起こったアメリカの大寒波を思い出します。ナイアガラの滝すら凍らせたというとんでもない冷気だったそうで。例年の気候は…

楽器で食べていくための考察1(序文)

ここのところ、長女も二女も発表会やコンクール前の特訓が続いているため、目に見えた成長や変化があまりありません。そのぶんここに書くネタが無くなってきて困ってしまうのですが、とはいえまったく何も書くことが無いかというとそんなこともありません。 …

コンクールは相対的評価しかできない

姉妹の喧嘩がとても増えています。二女の口が達者になってきた上、言葉の使い方が乱暴なため、長女もカチンとくる様子。長女も長女で男の子っぽいところがありますから、売られた喧嘩は全力で買ってしまう。 するともう、阿鼻叫喚の世界。ずーっとずーーーっ…

成長と平均偏差の個人的軽考察

二女が最近せきをします。乾燥のせいでしょうか。二女はクループの気があるので、この季節とても気をつけなければなりません。小学生になればたいてい治るといわれているクループですが、二女は今でも発症します。でもこれは大人になっても続く病ではないの…

サラ・チャン育成に学ぶ

原典を読まずにネットからの情報なので、正しいかどうかは正直わかりません。いちおう、中央日報のサイトに記事が載っていましたので、そちらからの転載となります。ご了承ください。そのうえで、天才ヴァイオリニスト、サラ・チャンの育て方を彼女のお父さ…

単語量と読書量の関係に似た悩み

姉妹ともに一日だらだらと練習の日でした。午後から動物園に行くという約束をし、彼女たちはそれを励みに練習にいそしみます。そのとき演奏を聴きながら頭のかたすみで考えていたことを書きたいと思います。 長女はこれから来年1月まで毎月何かしら本番があ…

コンクールの功罪

エリザベート王妃国際コンクール、決勝の毛利さんの演奏が終わりました。シベリウスはもうずっと弾いてきた曲ですから、堂々たるものでしたが、ミカエル・ジャレルの現代曲はなんだかもう難しいのなんの。電波障害のようなフラジオの連続、尺八のようなフラ…

思いは招く

夫婦そろって考えさせられてしまった映像を見ました。 TEDxという催しをご存知でしょうか。テクノロジー、エレクトロニクス、デザインの各分野で働く人たちが、自分たちの経験を分け合うプレゼンテーションを行う、という映像番組です。主にYoutubeで放送さ…

遊びでやっちゃダメ?

ヴァイオリンは不思議な楽器だな、とつくづく思ったので書き残しておきます。 私は若かりしころ、ロックと名のつく曲のコピーバンドを遊びで楽しくやっておりました。誰に披露するでもなく、それで生計を立てようと考えたわけでもなく。ですからギターの腕前…

子どもに蓋をしない

書いては消し、書いては消しを繰り返しながら何度も見直したのですが、どうにも書き換えようがないみたいなので、そのままポストしたいと思います。以前にもこんな記事を書いてしまいましたが、似たような気持ちになったので、再び書こうと決めました。 子ど…

子に教えるということ

おかげさまをもちまして、投稿100回目を迎えました。もともと願掛けのつもりで始めたブログでしたが、たくさんの方に読んでいただき、たくさんの方にコメントいただき、そのおかげもあって、三ヶ月強サボらず書き続けることができました。本当にありがたい限…

過干渉である自覚

最近ようやくアクセス数が落ち着いてきたので、大変考えさせられた出来事について本音をもらしておきたいと思います。 先にお断りしておきますが、この文章は誰かに私の思想を押し付けようとして書いたものではありません。あくまでも今現在の私のスタンスを…

ブランドで選ばない力

目的のために中間地点を作ることをビジネスではよく「マイルストーンを置く」といいますよね。日本語にするなら「一里塚を置く」でしょうか。 長期的な視野で言えば、今現在自分がどの位置にいるのかを把握し、スケジュールから遅れているのかそれとも余裕が…