人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

コンクール(2/4)

●地方予選


2014年2月XX日。
予選は予選用の曲を弾く。本選とは別の曲である必要がある。

キッズ部門(未就学児)は全部で7名が参加。本選会場が神奈川と埼玉の子が3名。その他は東京会場で本選を戦う予定。
配られる一覧には本選で弾く予定の曲も書かれており、そういう意味で目立った子は1名。難易度の高い曲を選んできており、本気さがうかがえる。

その他の子の曲目は鈴木教本でいう二~三巻が多かった。演奏テンポも遅く、音程のズレも多かった。何よりも「聴かせよう」という気持ちはまだはぐくまれていない年代のせいか、やはり音程をさらうレベルの子が多かった気がする。

この中でなら間違いなく上位だろうと思っていたら、結果1点差とはいえ長女はトップ通過した。ただ、キッズの年代では落選者は出さない方針なのだろう、予選は全員が通過。71~79点内の採点で、この点数がどういう意味を持つのかまったくわからなかった我々は、ひとまずトップだったこと、通過できたことを喜んだ。

結果発表と同時にとても丁寧な講評を頂戴する。これを受け取れただけでも参加した意義はあったと思った。

おおらかな採点が二名、辛口の採点が一名。

曲の雰囲気を出していることは皆さん褒めてくださったが、ビブラートにチャレンジしたことで逆にその未熟な点をつっこまれもした。おおむね高評価だったが、ほかの子とそこまで点差が開かなかったのはなぜなのか、いまいちよくわからなかった。

最初は「チャレンジしたこと、難易度についても付加価値を認めてほしかった」と思ったが、全国大会も終わった今にして思えば、必ず予選は通過できるのであれば未熟なビブラートについて言及してくださったのは、審査員の方々の誠意だと思う。

だが、わからなかった最初は「何がいけなかったんだろうか」と悩むことにもつながった。

続く。



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