人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

連休中も休まず練習!

楽器を志す者、一日たりとも楽器から離れてはなりません。

それは娘たちに口すっぱくして伝えてきたことです。

ですので、連休中の移動にも娘たちはヴァイオリンケースを抱えて移動します。移動先でピアノがあれば若干練習もします。特に祖父母の家に遊びにいくときは、必ず練習させます。

ヴァイオリンは移動が怖いですね。雨が降ってきたらどうしよう、とか、誰かに壊されたらどうしよう、とか。

満員電車にチェロ抱えて乗った人が、ほかの客に「邪魔なんだよ!」と傘で突かれて壊された、なんて話を聞くと、恐ろしくなってしまいます。

ストラディヴァリウスを貸与されたプレイヤーなどは、楽器のためにエアコンを消す、という人もいるほど。

たいていの楽器は修復でなんとかなるとはいえ、やはり気を使うものです。

だからこそ、移動先ではどんなに疲れていても必ず弾く。「連れて行っただけ」には絶対しない。

これ、娘たちにというよりも、自分に言い聞かせているんです。真剣にレッスンを見るというのは、親もかなり体力を使いますので。

どんなに疲れていても、娘たちに弾かせる。

将来なにになるにせよ、この美しい楽器をつかさどってきた誇りは忘れてほしくない。そのために積み重ねてきた努力をなげうってほしくない。

それだけが、原動力です。




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