人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

親の気合の空回り

長女の体調がまだおもわしくありません。

咳というのは気力と体力を奪うせいか、練習にもあまり身が入らず、練習すること自体がいやになってしまっている様子です。発表会が控え、授賞式も控え、こちらはこちらで焦りもあり、休ませるという選択をするには勇気が要ります。

ちょっとした気分転換にラモーのガボットを弾かせてみました。譜読み、1時間。その後CDを聴いて、もうほとんど弾けるようになっていました。なんだろこの人……。

ちなみにラモーですが、お師匠いわく

「ヴァイオリンの練習でこの人の曲に触れるのはきっとこれが最後だろうから、楽しんで」

とのこと。いい具合に毒が効いてますねお師匠。

それもそのはず。ラモーという人はヴァイオリンのための曲を書く人ではなく、オペラの人なんですね。この曲はオペラ「アバリス、またはボレアド(Abaris, ou Les Boreades)」の第4幕4場の歌をヴァイオリン用に書き換えたもののようです。

今まで避けて来ましたが、オペラに手を出さないといけないかな……。




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