人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

小学校というところ

ここ最近、学校に行く長女の背中がどうも元気なく見えて仕方ありませんでした。授業参観では元気に手を挙げて答える姿を見ることができ、ホッとしたのですが、昔ならではの「みんな大好き! みんな友達!」といった積極性を見ることができなかった気がします。

それもそのはず。

授業参観の翌日に、長女がぽそりとこぼしました。

「学校行きたくない」

びっくりしてよくよく話を聞いてみると、隣の席に座っている男の子とそりがあわず、何かにつけ暴言を吐かれているらしいのです。

冗談じゃない、こっちはヴァイオリンひとつ習得させるために必死だというのに、余計なことをするヤツめ、引きずり倒してやろうか! と心の声は叫びますが、これも「小学校」という体験なのであろうと思い、グッと飲み込みます。

今後どこに行ってもこういう輩は存在します。まったくの無菌で育てるわけにも行きませんし、ある程度は経験と思っています。が、愛娘を貶される怒りというものは、なかなか想像を絶するものがありますね。

もちろんこのまま放置するつもりはありません。幸い担任が子供たちにとても関心を持ってくれるため、まずはやんわりと相談してみたいと思っています。できれば席替えしてほしいところですが、あまり言い過ぎると長女の立場を悪くするかもしれないので、慎重に運びたいところ。

何よりもまず長女に、妻が声をかけました。

「あなたは何も悪くないよ。よくママたちに言ってくれたね」

そうだね、本当に。




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