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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

誰に似たの?

旧ブログ

ピアノのレッスンで、姉妹ともに全曲まるをもらえました。

この二人のペースはすごいと思います。そもそもヴァイオリンの進度ですら早いほうなのに。いつも、誰に似たのだろうと思ってしまいます。

もともと鍵盤楽器を少しかじったことのある私ですが、あまりよい生徒ではありませんでした。まずもって練習はしませんでしたし、たまに弾く程度だからちっともうまくなりません。それでも小学校六年生までは惰性で通い、本気で面白さに目覚めたのは高校のときという遅さ。当然、指が回らないので自分のやりたい曲はどんなに練習してもうまくなりませんでした。ですので今やるとしてもサティのジムノペディのようなゆっくりした曲でないとついていけません。きっとエリーゼのための後半は今後も弾けないでしょう。

妻は、コンクールに出場したことがあるくらいには真剣にピアノをやっていた人です。なので娘たちのピアノを見る目は鬼教官そのもの。あの視線の前を通り過ぎたら、きっと人が死ぬと思います。

が、ヴァイオリンは彼女たちだけのオリジナルな特技です。弦は三代にして成るといいますが、二人は初代も初代。私のギターなんて高校生に毛が生えた程度のレベルですし、妻は弦自体まともに弾けません。親戚の中にも友人関係の中にも、クラシックの弦奏者は一人もいません。つまり娘たちはパイオニアなのです。親にとっても初の道なのです。

そら恐ろしいことではありますが、それでも彼女はガッツリついてきています。特に最近、長女の音の質があがってきました。すばらしくよい音になってきました。音を大切にしないことをずっと悩んでいたのですが、徐々にそこもクリアされてきた気がします。

二女も鍵盤をたたく指がとても表現的ですばらしいと思います。こんな小さなころにピアノフォルテを意識しながら打鍵に強弱をつけるなんて概念、たぶん私はどんなにねじ込まれても育ちすらしなかったと思います。

ふたりの寝顔を見ながらいつも思います。誰に似たんだろうね、君たち。




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