人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ピアノ先生、容赦なし

……「西部戦線異状なし」とかけてみましたが、意外と、いや果てしなく遠かった。

 

ピアノの先生のママ先生、今回も容赦ありませんでした。

 

長女に何を求めているのかわかりませんが、かなり高度なタッチを要求してくるようです。妻から逐一聞いたのですが、それ日本語でおk?と聞きたくなるくらいの異国語だったため途中から理解することをあきらめました。当然ソナチネの曲は合格をもらえなかったのですが、妻いわく、演奏力は格段にアップしているとのこと。

 

二女は三曲あった宿題のうち、二曲に合格をいただいたとか。残り一曲はスタッカートの軽さのタッチについて指摘されたそうです。二女のムラっ気に気づかれたのでしょうか。最初の三回は綺麗に跳ねても、次の三回はベタベタに弾く、みたいなことを繰り返す子なので、演奏の最後まで気を抜かない訓練のひとつなのかもしれません。

 

ヴァイオリンが本科と伝えてあるのに、本気で容赦なく教えてくださる先生は、なんて素敵なんだろうと思いました。ピアノの演奏はタッチひとつでこれだけ音に違いが生まれるということを理解してくれれば、「よい音とは何か」を考えるきっかけにもなるのではないかと思いました。

 

いい経験をさせてもらっています。

 

 




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