人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

夏休み

長女の夏休みは忙しい!

 

へたをすると私より忙しい。

 

朝起きると、まず学校から持って帰ってきた朝顔に水をやります。花が咲かなくなったと少し不満をこぼしていて、妻が一生懸命ネットで「朝顔の育て方」を調べはじめました。それをよそに、今度は枝豆を観察します。ええ、間違ってませんよ。「枝豆の観察」です。

 

長女のお友だちがプレゼントしてくれた、ペットボトルで育てられる枝豆。この成長記録を毎日彼女はつけているのです。絵も字も小学一年生らしい汚さなのですが、それでも誰かに書かされたようなものではなく、「枝豆さんが伸びた。ふたばというより豆っぽい。かわいい」とか素直な感想がつづられていてとてもほほえましい。

 

それからやっと朝食です。さらっと食べ終えると、今度はワーク。算数と国語の問題を一日決められたページだけ進めるのです。そのあとは、ピアノ。そしてヴァイオリンです。うまく時間を作れて一時間ずつくらいでしょうか。しかも週に1回ほどどちらも先生やお師匠から教わる稽古があります。

 

そんなこんなでお昼が過ぎ、ご飯を食べ、またピアノやヴァイオリンの個人練習。特に最近はスケールを重点的にやっているそうです。それとボウイング&弓の持ち方。このへんの基礎を夏休み中になんとか叩き込もうとしています。

 

あわてて着替えると、今度は一週間続くプールの集中夏期講習へ。普段から水泳はやらせていません。あくまでも夏休みのこの一週間のみ通わせている短期のものです。泳げたほうが何かと楽しいし、いざという水難で命を救うという思いがあり、これは毎夏必須で通わせています。さすがに今の習い事の上にさらにプールに通わせる時間と体力と財力はありませんしね。

 

それが終わって一休み。夕飯の準備を待ちながら姉妹できゃっきゃと遊びます。妻もここで少し休憩するのではないでしょうか。ご飯を食べ、お風呂に入ると、さあ最後のラストスパート。本科のヴァイオリン練習開始です。今は特にクライスラーのプレリュードとアレグロの譜読みに集中しています。譜読み自体はその日のうちに終えてしまうのですが、あれだけ指が動く曲だけに、とにかくゆっくりと正確に覚えられるようにさらっているみたいです。先日、ヴァイオリンのお師匠に指番号を指示してもらったので、ようやく間違いなく練習できるように。ポジションを少しずつ上げていきながら弾く場所は特に念入りにやっています。

 

さあおやすみなさい。毎日全力でつっぱしって、くたくたになっているくせに、布団に入ってもギャハハギャハハとうるさい姉妹です。でも黙らせて体をポンポンと叩いてやると、スイッチが切れたように眠りにつきます。体力がついたなあと感心してしまいます。

 

二女は姉より30分~1時間ほど遅く起きてきますが、ほとんど同じ生活をしています。プールもピアノもヴァイオリンも一緒です。植物観察がないのと、ワークがドリルや書き取りになるくらいでしょうか。よくやるよ5歳児……。

 

二人とも何をするにも楽しそうなんですよね。それが親にとって救いです。これからバレエの集中講座やお友だちとの旅行、親族との旅行など、もろもろの予定が詰まっています。楽しい夏になるといいな。

 

みなさまも、楽しい夏をお過ごしください。




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