人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

七五三の準備

もうこの時期から七五三の準備が始まります。

 

長女は七歳ですので、今年はお祝いです。

 

先日書いたとおり二女は発熱した翌日だったので、私と二人でお留守番。妻と長女はお祝いする神社で借りる着物を選びに出かけました。時折送られてくるLINEの写真で様子を見ていると、なかなか泣けてくるものです。

 

そういえば、三歳のときはふたり一緒にやってしまいました。年子なので、二女がこれから三歳になろうとしていて、長女がすでに四歳のときでした。二女は赤い着物に決まっていたのですが、当日になって「ピンクじゃなきゃいやだ」とだだをこね、家族の顔を真っ青にしてくれました。しかし着付けの方が「こういうことはよく起こるので、ほかのお着物、ご用意していますよー」とピンクを持ってきてくださった! さすがプロだなあ。ようやく笑顔になった二女と写真を撮り、やれやれ、と息をついた記憶しかありません。

 

長女はさすが七歳。自分の好きな色、柄、本当に意志が固まっています。好きな色の着物を着て満面の笑みの写真が。でもね、お前、それセット価格にプラス二万円もするヤツなんだけど……。なんか似たようなことが過去にあったよな、なんだっけ、ああそうだ思い出した、結婚式でつけるティアラをちょっと豪華にすると二万円くらい追加でとられたんだった。あれはボッタクリだよなあ、なんでああいうときに見栄を張りたがるのかなあ、などと肝の小さい私はふつふつと当時の怒りが再燃してきたのですが、

 

「これ、と言ってきかない」

 

長女よ……。ああ、この妻にしてこの子ありか。もうしかたないからそれにしていいよ、と根負けいたしました。そもそもこの神社には少しだけ借りがありまして、まあ二万円くらいいいか、と思える要素もあったのです。決して、私が子に甘いわけじゃないんですからねっ!(甘いけど)

 

よく育ってくれたなあと感慨しきりです。

 

では、また。




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