人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

数の概念~経過報告

先日、長女が数の概念を理解できていないことに頭を悩ませ、本ブログで教え方を乞ったことがありました。

 

どう教えればいいですか - 人生を劇場にしない

 

その後お金を使った教育は少しずつ実を結び、三桁くらいの計算ならば時間さえ与えれば計算できるようになってきました。お教えくださったかたがた、本当にありがとうございます。

 

しかしまだまだ完全ではないのだな、と思ったことがありまして。

 

電車のホームの掲示板に「13時22分発」と表示されていたのを見て、長女が「13時ってなに」と聞いてきました。12時を0時と読み替える表示法と、24時表示法があることを大雑把に伝えると、「よくわかんない」と頭をひねらせています。それはまあいいのです。いつか納得するときが必ずきますので。

 

しかし。

 

「13から12を引いてごらん」

 

と軽い気持ちで言ってみたのですが、なんと指を使って「12、11、10……」と数え始めたではありませんか。おどろいたというよりも体の力が抜けてしまうくらい残念な気持ちになってしまいました。13のひとつ前の数は12ということがすぐに出てこないのですね。自分が小学生だったころ、どんな風に勉強したのかを覚えていません。だから当時の自分が「13-12=1」を瞬時に答えられたか自信がありません。

 

人間の思考回路というのはどう育っていくのでしょうね。それがわかれば、もう少し教えようもあるのかもしれないなあ、と漠然と思ったことでした。

 

ではまた。




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