人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

長女、バレエにいそしむ

娘たちはバレエも習っています。

 

妻が経験者であること、両家の祖父母が娘たちの発表会を楽しみにしていること、楽器弾きは体がやわらかくなければならないという私の持論も手伝って、誰も反対するものがおらず、長女はすでに五年目、二女もそろそろ四年目になります。

 

二女は夏休みの頭のほうで一週間の集中レッスンを完了しており、これからは長女が集中レッスンを受けます。学校の宿題はそのためにも早めに完了させており、残りの二週間はレッスンと遊びのイベントがいくつか、といった具合。それが終わればまた学校生活が始まるわけです。

 

バレエは体の芯を作ってくれるので、姿勢がよくなりますし体のコントロールができるようになりますよね。自分の体を自在に動かせる技能は表現者として有利な能力だと思います。曲にあわせて体を動かすのでリズム感の習得にも優れていると思います。

 

それと必然的にクラシック音楽を聴く機会にさらされるのもポイント。リュリ、ラロ、チャイコフスキードビュッシーラヴェルバルトーク、ストラビンスキー、プロコフィエフショスタコーヴィチ。しかも彼らはすべてバレエのために作曲しているわけで、それを実際に踊れるわけですから、座学には成しえない体験が得られるわけです*1

 

でも私がもっともいいと思っているのは、娘たちのストレス発散の場になっているからです。体を強制的に動かす場は貴重であると知るのは大人になってから。時間があって責任が無い今、たくさん体を動かしておけばいいと思います。

 

ではまた。




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*1:とはいえ幼少期のバレエはトゥシューズも履かない初歩的なダンスといった感じですが。