人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

家族への発表会

子どもたちにとって祖父母に楽器演奏を聴かせることはとても大切な行事です。常に無条件で応援してくれ、ネガティブな感想を言わない絶対的な安心感のある観客だからです。

 

ふたりとも今もっとも力を入れている曲を聴いてもらおうと、かっこつけながら弾いてみせてくれました。以前聴かせたのは約二ヶ月ほど前でしたから、その間にどれだけ進歩したかを一番理解してくれるのは祖父母です。長女は得意になってクライスラーを披露、二女もつっかえつっかえながらもザイツを弾いてみせました。

 

その後の練習に身が入るのもジジババ効果。「弾けた曲をもっとかっこよくしたい」とはりきって重音練習に身が入る長女。「ぜんぜんかっこよく弾けなかった」としょげた二女も弾けなかったところを1小節ずつクリアしていき、徐々に弾けるようになる練習を。

 

姉のほうが過多にほめられると「どうせ私はヘタなんでしょ」とスネてみせる二女、練習中に祖父母ときゃっきゃっと遊ぶ二女を見て「どうして私ばっかり」と涙ぐむ長女。いろんな思いを胸にまた次に立ち向かう子どもたちを、たくましいなぁと思う今日この頃。

 

また今日も練習です。

ではまた。




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