人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

楽器、どうする

初レッスンでもうひとつ衝撃的だったことを書いておきます。

 

実は長女の1/4ヴァイオリンは、お師匠からお借りしているもの。これは必ずお返ししなければならないものなので、楽器を買わないといけないねと話し合っていたところでした。

 

ただ、お師匠は「私が持っている中で一番鳴る1/4を長女ちゃんにお貸ししているのですが、今誰も弾かなくなると逆に手入れが大変になるので、よろしかったらしばらく使っていてください」とおっしゃってくださっております。ありがたいことです。

 

そこで先生に相談したところ、

 

「んー、手元にいい1/4がないんだよねー。1/2だと、いいのが何丁かあるんだけど。いっそのこと1/2にしちゃわない? ちょっと持ってみて」

 

いやいや、うちの子、腕は長いですけどそこまで身長あるほうじゃないんですよ。……ほらね。腕、ぎりぎりでしょ。

 

「うーん、大丈夫じゃない? ちょっと大きいけど。……その借りてるヴァイオリン、よく鳴ってるね。前の先生がいいっておっしゃるなら発表会まではそれをお借りして、そのあと1/2にしたらどう?」

 

まさかのヴァイオリンチェンジ!

 

「最低、これくらいの楽器を持ってもらいたいね」

 

と金額を提示されて……あれ。私たち予算を先にお伝えしましたよね。庶民でも買える金額でお願いしますとお伝えしたはずなんですが、四倍くらいしませんかコレ。

 

「でも、いい楽器で弾かせたいでしょ。よく鳴らしているし、1/2は最低でもこれくらいのものを持ってほしいな」

 

ヴァイオリンの金額としてはそこまで高くないと思いますが、我が家にとっては壮絶な出費。とはいえ、そりゃ親としては子がいい音出してくれるほうがうれしいですよ……。でも家計に響くバカにならない金額。

 

しばらく悩むことになりそうです。

 

ではまた。




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