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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

子どもに蓋をしない

書いては消し、書いては消しを繰り返しながら何度も見直したのですが、どうにも書き換えようがないみたいなので、そのままポストしたいと思います。以前にもこんな記事を書いてしまいましたが、似たような気持ちになったので、再び書こうと決めました。

 

子どもが伸びたいと欲しているのを、周りの大人が「自分の常識で」「社会性と照らし合わせて」「横並びを善として」蓋をする行為を、私は疑います。

 

日本は社会性を重んじる内向きのコミュニティ社会です。そこにはいい面もたくさんあります。その風土が私に安息をもたらしてくれることも多々あります。ですから「日本という国は」と大上段に議論するつもりはいっさいありません。

 

しかし、これだけは言いたい。

 

「子どもは子どもらしく」という言葉に、弊害しか覚えません。

 

「子どもは外で遊べ」「走り回るのが子どもらしい」「自由な時間がない子どもはかわいそう」――それ、あなたの常識です。その子の、ひいてはその子の家族の常識ではありません。そもそも「自由な時間」「子どもらしい」という言葉をご自分なりに定義してから発言している方、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。「子どもらしい」という枠を用意し、感情だけで強引にそこに押し込んでいないか振り返った方は、どれくらいいらっしゃるのでしょうか。

 

 

この記事を読んで一番気になったのは、周囲の大人が母親に対して発した言葉。

 

どんどん次を受けたいという僕に、母はブレーキを全くかけませんでした。こうして英検は5級受験からちょうど1年、5歳の終わりに2級に合格しました。でも、後になって僕のお母さんが教えてくれました。「小さい子に合格、不合格のあるテストを受けさせるなんてかわいそう。親のエゴで受けさせているんだろう、ひどい親だな。」と言われたそうです。

 

小さな子どもに「音楽で優劣をつけさせるなんて!」……と言いたい気持ちもわかります。わかりますが、私はその考え方を子に押し付けたくありません。子がチャレンジしたいといっていることに第三者が口を出すべきではないと思うのです。

 

加藤博人くんのお母さん、すごい覚悟ですね。新聞掲載された結果ですから全国区の「大人たち」からあーだこーだ言われたことと思います。それでも、子にはいっさい愚痴をもらさなかった。中学生になった息子が「僕のお母さんを悪く言うな!」と立ち上がるくらい、密な信頼関係を育んできたのでしょうね。

 

子が中学生になったときに、こんな風に言ってもらえる親でいられたら素敵だと思いました。

 

ではまた。




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