人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ソルフェといっしょに言葉まで

はじめて長女のソルフェージュレッスンを見学しました。二女さんはまだ本格的なソルフェージュはやっていません。まずはト音記号ヘ音記号をごっちゃにせずに音符を読めるようになったらです。拍たたきなんかは別教材で簡単にやっていただいているので、きっとそのうち仲間入りすることでしょう。

 

長女はいっしょに学んでいる男の子とふたりで、初めて渡された楽譜を歌ったり、初めて聴く曲を楽譜に落としたり、初めての楽譜を弾きながら歌ったり、と意外と高度なことをしている様子。もちろん楽譜自体はそんなに難しい曲ではないです。二女でもすぐに弾けるくらい簡単なもの。それでも、初歩はこういうことの繰り返しなのでしょうね。

 

長女は相方の男の子と本当に仲よさそうにレッスンを受けていて、心から楽しそう。ちょっとヤンチャな男の子で、言葉遣いも態度も乱暴なのですが、長女さんは昔からこの手の男の子になぜか免疫があります。

 

どうしてそうなったのかわかりませんが、男の子によっぽど敵意をむき出しにされない限りは普通に近寄っていっていっしょに遊ぼうとします。だから小学校でも休み時間は男の子と駆け回っていて、女の子といっしょにお教室で鍵盤ハーモニカを吹いたりおしゃべりしたり、ということにはあまり興味がない様子。幼稚園のころからそうで、男の子からも「長女ちゃんは男の子とでも嫌がらずに遊んでくれるから好き」とモテモテだったそうです。

 

でも、口調も男の子のものが移るんだよなあ……。

 

「うっざ!」「うっせえ!」「マジうざいわー」

 

など、家ではゼッタイに言わない言葉が次々と……。私も荒れるとたいがい口が悪いので別に気にはしません。長女はTPOも比較的心得ているようですから、よっぽどでない限りは口出ししないようにしようと思っています。

 

ソルフェージュレッスンはとても有意義な時間で安心しました。ヤンチャ坊主だからといって嫌がらずに、分け隔てなく近寄っていく長女さんは、なんだかすごい人だなあ、と思うひとコマでございました。

 

ではまた。



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