人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

親離れの予兆

先日のことです。

 

子どもといっしょに親の参加をうながしている学校の課外活動がありまして。長女はそういう類の行事が大好きですからふたこと返事で「行く」といいました。いつもなら「パパかママもきて」という長女さん。それが今回は、

 

「恥ずかしいからこないで」

 

おっ、きたね。自立に向けた精神の変化が。今まで「パパ、パパ」と言っていた娘が急に避けるようになると、はかりしれないショックを受ける父親が多いと聞きましたが、私はどちらかというと嬉しかったです。

 

「なに、パパが行くといやなの?」

「いやじゃないんだけど。恥ずかしいし」

「じゃあママが行けばいいの?」

「んー、いいよこなくて」

 

母親の世界では「あの家も親が参加しているから、うちもどちらかが行かなきゃ」とバランスをとりたがる気持ちもあるでしょうが、いやだというなら無理していかないほうが本人の意志を尊重していることにつながり、自立も早まるんじゃないかと私は考えています。

 

大人っぽくなったなあと感慨もひとしお。これで自分から練習してくれるようになれば言うことなし!

 

ではまた。



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