寝起きの違い
子どもの寝起きっていうのはどうしてこうも面倒なんでしょうね。私が子どものときも親は相当苦労したんじゃないかと思います。
近所では、「しっかりものの長女ちゃん」「愛嬌ふりまく二女ちゃん」というのが通説としてまかり通っている我が家の姉妹ですが、寝起きに関しては間逆といってもいい様相を呈しております。
朝。
「おきてー。学校(幼稚園)だよー。おきてー」
長女「むぐぁああああああっっっ! …………ぐー」
二女「(パチッ)……(寝たふり)」
「ごはんできてるよー」
長女「…………ぐー」
二女「はぁーい(パタパタパタ……)おはよー。いただきまーす」
「長女ちゃん! おきて! 朝なの!」
長女「どうしてぇぇぇ?(涙声) なんでなの?」
知らんがな。これが毎朝です。疲れます。
最近かぜを長引かせている二人は、学校から帰ってきて一時間昼寝をしています。疲れを取らないと何もできなくなるからです。布団に放り込むと、たいてい1分以内に眠りに付くふたり。この「どこでも眠れる」能力は夫婦で高く評価しているところです。
さて、一時間が経ちました。
「おきてー。おやつあるよー」
二女「(ガバッ)やったー! いただきまーす」
長女「……うあああああああっ!(布団の中で暴れる) 寝てないよ!」
「寝たよ。一時間ちゃんと寝たよ。いいからおやつ食べてー」
長女「寝てない! 10秒も寝てないよぉぉぉぉっ……ぐー」
「「おきなさいっ!」」
ずるっ……ずるっ……ずるっ……(床を這う音)
長女「えっぐ……えっぐ……ねむいのに……(泣いている)」
この差はいったいなんなんでしょうね。外ではしっかりもので通っているのに、家ではグダグダって、マンガのキャラクターみたいです。
毎度毎度、寝起きには苦労させられます。
ではまた。