人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

就学前の学習

長女はコンクール全国大会に向けて一生懸命練習しているのですが、そのそばで二女は何をしているかといいますと、ピアノを弾いたり、お絵かきしたり、本を読んだり、お絵かきしたり、ヴァイオリンを弾いたり、お絵かきしたり、お絵かきしたり、お絵かきしたりしています。

 

だいぶお絵かき率が高いです。自分から紙を出してきてずーっと絵を描いては色を塗っています。時折テーブルをマジックで塗りたくりますが、私たちはあまり怒りません。紙を無駄遣いすると教育的によろしくないので指導します。

 

そんな自由な二女さんですが、もうそろそろ1年生。遊ぶだけでなく集団生活やお勉強などもしていく場に身を置きます。お絵かきばかりしている子なので勉強はどうだろうか、と少し不安はあったのですが、教材を与えてみると勉強が嫌いな子ではなさそう。

 

でも、大人にとっては当たり前にできる簡単な足し算の問題がなかなかできません。

 

9は5と□

7は5と□

 

これがわからない。「なんでわかんないの」と頭では思いますが、「わからないもの」と思って積み木を使って丁寧に教えていると、そのうちおもしろくなってきたようで、だんだん自信満々に答えるようになりました。

 

やはり子どもは「おもしろい」「自分にもできる」と思ったものにはとても興味を示しますね。できないことができるようになる快感を知ってくれれば、自分から問題を解くようになるんじゃないかと思います。

 

長女も難しい問題にぶち当たると、すぐに集中力が衰退してほかのことをやりだします。そこで、興味を持ってもらえるようにとにかくヒントを与えたり、一問だけ解き方を教えて次からは自分でやらせたりすると、次々と解いていくようになったものでした。二女にもその教え方を忘れないようにしないと……。

 

ああ、音程も同じかもしれないなあ。「なんでわかんないの」と思うこともあるけれど、それを身に着けるためのスケールなわけで。長女にももう少し丁寧に教えよう……。

 

クリックくださると二女が一問余計に計算します
親は根気よく付き合います

 

ではまた。