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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

音程はありますか?

次々と各地のコンクール結果が発表されていきますね。この季節は本当に多いからどんどん新しいスターが生まれていくんだなあ。


さて。長女、ヴァイオリンのレッスンがありました。

 

ヴァイオリンのレッスンというものは、先生と生徒の間に共通で「これをやってこよう」という約束があり、その練習の成果を見ていただく、みたいなサイクルだと思うのです。ですからレッスンが始まったら先生が「じゃあこれからやろうか」みたいにお話なさって進むのだと思うのです。

 

しかし長女と先生の間には不思議な空気が生まれていて、挨拶以降は無言で始まります。これは他の生徒さんも同じなのかわからないのですが、初めて訪れた方は「何をどうすれば……」と戸惑うのではないかといつもいつも思います。

 

長女、無言でスケール教本を取り出し、何も言わずに三度を弾きます。それにコメントをいただきその場で修正。修正できなければ翌週に持ち越し。続いて六度。といった具合。

 

続いてパガニーニのカプリス14番。一部つっかかるもののひとまず最後まで弾ききり、同じように修正いただいて、できなければもう一度。曲は音楽として弾ききらないと先生は当然「いいでしょう」とはおっしゃらない。ですから、翌週には合格できそうだな、というときはもっと音楽的な指導が入ります。でも今日は技術的な指導が多々入りましたので、合格をいただくには最短でも二週間かかりそうです。

 

ここまできてようやく前奏曲とアレグロ(クライスラー)の練習に。本選の演奏は「音程が高い」とご指摘くださったものですが、最後まで聴いていただくとこの日も「うん、とてもいいね」とまたもや太鼓判。……なんなのだろう、本番になると緊張して音程が高くなるのかな。そう伺うと

 

「スケールを聴く限り彼女の中に音程はあるはず。緊張しちゃうのはあるかもね」とおっしゃったあとに長女本人に「どう、先生に音程を直されると、そうだな、って思う? それともわからないこともある?」と聞かれました。長女は「うーん。半分半分」(です、をつけろっての! 友達か!)と答えると「そっか。そんなに心配はしていないんですけどね」と言うことでした。

 

音程を持っていても、それに沿う意識が足りないという問題なのかもしれません。子どものころ、自分はどんな意識で物事に向かっていただろうか、と考えてみたものの、小学一年生のころの記憶などほとんどなく……。まだまだ戦いは続きそうです。

 

レッスンが終わると先生が「全国大会前のレッスンは、クライスラーだけでいいから」とその他の練習をストップ。「全国大会前なんだから、課題曲に集中しなよ」ということなのでしょうね。でも、華麗なるポロネーズヴィエニャフスキ)とか楽しそうに弾くんですよねぇ。いやいやいや、音程を整える練習をしなければ! 長女やるぞー!

 

クリックくださると長女が他曲の練習を少し我慢します
親も聴きたがるのを我慢します

 

ではまた。