人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

器楽教育における母親の負けられない戦い

おけいことしてのヴァイオリン、ピアノ教育には、付き添う親の存在が欠かせません。これにはあまたの議論があると思いますので、あくまでも「我が家は」のケースです。そして平日の付き添いは基本的に母親がメインとなるわけです。

 

完全に社会と隔絶してホームスタディを選択し、24時間べったり管理しながら器楽を学ばせるわけではありませんから、当然ながら学校や近隣とのおつきあいというものも生まれます。何よりも一番頭が痛いのは「PTA」の役員仕事。一年間を拘束され、しかも子が就学中に一度は経験しておかなければならないもの。よっぽど同学年に「あそこの親は義務も果たさず子の楽器にばかりかまけて」と後ろ指を指されても構わないという人でないかぎり、参加する必要に迫られます。

 

で、我が家の場合。長女がもし本気で全日本学生音楽コンクールを目指すのであれば、参加可能な小学4年生になる年度から母親は練習にべったりと付き添う日々が待っているわけです。

 

6年生は卒業式という大イベントが待っています。PTAの忙しさもハンパじゃありません。となると、1~3年生のときにPTAの仕事をこなしておいたほうがいい。先に面倒は終わらせておけ、ということですね。

 

しかも年子の二女がいるので、彼女のぶんの義務も果たす必要があります。とすると今年と来年で終わらせないと、結局長女が4年生のときにPTA仕事が重なってしまうのです。なぜ長女の分を昨年やらなかったかというと、二女の幼稚園の役員仕事を引き受けたから。母とはなかなか大変なお仕事です。

 

妻は今年、本気で役員を獲りにいきました。見事じゃんけんに勝って権利を獲得! 来年も「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」のでした。

 

クリックくださると来年も役員をもぎ取ります
負けたら少し慰めてやってください…

 

ではまた。