人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

姉の分もがんばる晴れ舞台の二女

姉妹はバレエ教室に通っております。長女はヴァイオリン道を進むと決めてからは週に1回のみ。二女はまだ「どれも好き~」なので週に2回+発表会。長女はそれを「いいなあ」というわけでもなく、黙々とヴァイオリン道を進んでおります。

 

さて、今までは一緒に出ていたバレエの発表会を、二女は今年ひとりで出ます。もちろんお教室のお友だちはたくさん出演しますが、いつも姉妹でワンセットだったのに、今回からは我が家を代表してステージに立ってもらうわけです。

 

だいぶキラキラな衣装を着て、とってもかしこまった顔で一生懸命踊っている姿を見ると、成長に喜びを感じるとともにどうしても笑ってしまいます。小さい子が必死で踊れば踊るほど、滑稽なかわいらしさが生まれますよね。

 

2役をきっちり踊りこなして全幕修了。妻が楽屋に迎えに行くと、初等科さんのレオタードを着るのはこれで最後ですね、と先生が訓示を垂れていました。それを聞いて二女は感極まったのかウルウルと泣き出してしまい……。こういうところ、なぜか感受性の強い二女さんです。

 

一方の長女は、初めて客席からバレエを眺め、お教室のお友だちと挨拶を繰り返し、知り合いのお母様がたから「大きくなったわねぇ~」などと言われながら、それなりに満喫。学校にいようとハイソサイエティな空間にいようと自己流を貫きとおす長女さんは、どこにいても何をしていてもやっぱり長女さんなのでした。

 

ようやく新年度の行事がほぼクリアになり、少しホッとしています。

 

 

クリックくださると二女がスキップします
長女も柔軟に少し精を出します

 

ではまた。