人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ガツッという音がした

練習していたときのことでした。ガツッ! という音がして驚いてみると、長女がボウのフロッグを弦にぶつけたようでした。けっこうな激しさだったので心配したのですが、楽器と弓に傷はなさそう。

 

「あれ、音が変」

 

長女の言葉によくよく見ると、ほんの1mm未満ですが、駒がズレてしまっていました。駒の立て位置によって音がガラッと変わってしまったのですね。G線から指板の端までの距離が短くなってしまっています。少し弾きづらそうな長女。

 

こういうときに私が直せればいいんですけどね……。みなさんどうやってお勉強なさるのでしょう。安いヴァイオリンでも買って、好きなようにいじり倒してみるのもアリかなあ。

 

でもそうなると、あの中世ヨーロッパの拷問器具のような道具をそろえる必要があるんですよね。そんなに高くはないですけど、全部そろえたらそれなりにしますし、いまさら松脂をアルコールランプで溶かすタイミングを覚えるのか? というテクニック面での不安もあります。こういうのは師匠がいないとダメなんじゃないのかなあ。

 

ひとりでメンテナンスできてしまう本とかありますか?
実質的な内容のものがほしいんですよね……売ってるのかな

 

ではまた。