人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

どうしても児童館

発表会の直後は比較的自由にさせているのですが、月曜は学校から帰ってくるなり姉妹とも「おやつもいらない、宿題もする、だから児童館に行きたい!」と強烈なプッシュをしてきたとか。

 

なんでもお庭で遊べるのが16時までの決まりらしく、それまでに行きたいんだ、とはっきりした理由まであったので、17時に児童館を出ることを約束させて送り出したそうです。

 

時計が17時になると、ぴったりのタイミングで「帰る」メールが。そのあたり時間にとても律儀な長女。きっと二女をせかして出てきてくれたのでしょう。しかし、なかなか帰宅しません。何かあったのかと心配したころにようやく「ただいまー」と帰ってきました。何をしていたのか聞いてみると

 

「一年生の男の子たちが二女ちゃんに水風船をぶつけてきたから『やめてよね!』って言ってた」

 

と長女。そうかそうか、妹を必死で守ったんだね、二女もお姉ちゃんがいてよかったね、と姉妹愛を微笑ましく思っていると、二女が

 

「長女ちゃん、ちょっと言い方が強かった……」

 

とドン引きしていました。二女はいやなことをされたときは本気で「いやだ」と主張しますが、そこまでいやじゃないときは笑って過ごすことが多い人です。長女はそれでも妹に水風船をぶつけられるのが許せなかったんでしょうね。あんまり強く言い過ぎて敵を作らないように気をつけてほしいな、と親はハラハラします。

 

その後、通信教育のドリルをはじめた姉妹。二女は急に白い紙に人形の絵を描きはじめたので、何で急にサボってるのと聞いたら、ドリルのマスコットに「わからないときは、えにかいてみよう!」とアドバイスされたのを素直に実行していただけでした。

 

ちゃきちゃき長女と素直な二女、なんだかきょうだいの縮図って感じがします。

 

楽器の演奏にも性格ってあわられますね
お互いにお互いのいいところを見習ってほしいものです

 

ではまた。