人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

歌ってというと泣く

姉妹に共通のことがあったので、ちょっと書いてみたいと思います。

 

音楽の基本は歌です。なので私は、ヴァイオリンでもピアノでも、フォルテ・ピアノ、クレッシエンド・デミニエント、その他の記号を歌って表現します。ヴィブラートはどうしてここでこんな風にかけるんだろう、と疑問に思ってほしいので、あえて3つのパターンに分けたヴィブラートで歌ってみせ、「どれがそれっぽいと思う?」とクイズみたいなこともしています。

 

だから、姉妹が譜面を読めていなくて、リズムがとれなかったり、音程が悪かったり、拍感が悪かったりしたときは、「歌って!」と言うようにしています。が……。

 

なぜか泣く!

 

姉妹とも涙をぽろぽろ流しながら「ミィらぁらぁらぁぁぁぁそふぁみふぁどぉぉぉ」と口を震わせ、目を真っ赤にして歌います。……なんで? 歌わされるというのはどこか屈辱感があるのでしょうか。あんたたち、お風呂じゃでっかい声で歌ってるじゃない! そういうふうに歌いなよ!

 

心理がよくわかりません……。

 

あ、ちなみに泣きながら歌っていた曲、なんだかわかります?
♯や♭をつけてないのでわかりづらいですが、曲はニ長調、この部分はロ短調です

 

ではまた。