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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

できる姉、できるまでやる妹

海の向こうからとても嬉しいメールをいただきました。詳しい内容は割愛しますが、日々を書き綴っただけの乱暴な日記が、曲がりなりにも(たとえ反面教師だったとしても…!)誰かのお役に立ったというのは本当に嬉しいものです。みなさまの音楽道にご多幸あることをお祈り申します。

 

さて、姉妹ともにバレエのレッスンがあったのですが、どんどん肉体を自由に動かすための訓練をしていくのですね。ひとつひとつ、段階を踏んで、筋力のつき方や柔軟度、身長や体重なんかをとにかくよく見ながら、教えてくださる。

 

長女は身体を動かすことが大好きなので、よく外を走り回っています。リレーの選手に選ばれるのが誇りらしく、とにかく毎日とてつもない運動量を学校でもこなしてきます。そのせいか、バレエの動きも順序だって理屈で教えてもらえると、どんどんできてしまう。

 

しかし一方の二女さんはお絵かきや読書が大好きな文科系。バレエはもちろん大好きですが、野生児のような長女と違って筋肉使用量が少ない。だからいきなりアクロバティックなことを求められてもできないのです。でもそこは持ち前の根性で乗り切る二女さん。「姉にできて自分にできないはずがない」と世界共通の二女理論が炸裂。居残り練習をしてでもなんとかモノにしようと努力します。そしてできるまでしつこくしつこく繰り返します。いやご立派。私が同い年くらいのころ、こんなに根性ありませんでした。

 

長女は「できちゃう」ので根性が育たないのでは、と危惧した時期もありましたが、その不安も杞憂に終わりそうです。ヴァイオリンの先生が毎度長女の技術の限界を超えた曲を与えられてくださるおかげで、毎日モノにしようと必死になっています。器用でお上手な先輩がたより習得に時間はかかっていますが、諦めずに毎日毎日コツコツと練習しています。結果はまだまだ付いて来ませんが、それでもなかなか見上げた根性です。

 

逆上がりや側転、一輪車など、小学生にとっての鬼門となる運動神経って、「さあやってみろ」でパッとできるものではなく、楽器と同じように繰り返し練習することでブレイクスルーを待つしかないんですよね。

 

親もこうなったら根競べ。毎日胃が痛い思いをしながら、「音程ー!」「テンポー!」「リズムー!」と言い続けるしかなさそうです。

 

本当にこれ弾けるの?と思うことってありませんか?
罪なヴィルトゥオーゾ・ピースめっ!

 

ではまた。