人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

公開授業と姉妹

姉妹の公開授業がありました。本当にしょっちゅうあるので、学校が身近に感じられていいですね。姉妹の小さいころからのお友だちや習い事のお友だちなど、親子含めて顔見知りがたくさんいるので、居心地も悪くないですし。一度、用事があって学校に出向いたところ、顔を知っている子たちから「長女ちゃん休み!? なにしにきたの!?」と群がられて困ったことがあったくらいです。

 

さて、そんなわけで見学です。

 

二女は算数の授業。引き算の紙芝居みたいなものを作り、自分たちで発表していました。我ら親はみんな、計算ができているかなんてどうでもよく、ちゃんと発表できるか、そして絵はどんなものを描いているのか、そんなことばかり見ています。ときおり素晴らしいイラストや発想の子がいて、こういうのは楽しいですね。二女さんはお花の絵を描いていました。

 

続いて音楽の授業だったのですが、もっとも得意な分野なのだからイキイキとすればいいのに、自分たちの番になると鍵盤ハーモニカのケースにつっぷして顔を隠し、自分たちの番が過ぎ去ると顔をあげるという、よくわからない行為に出ていました。あれはいったいなんだったのだろう。

 

タンギングで音を切る練習だったのですが、ピアノをやっているせいか鍵盤から手を離してしまうんですね。でも途中で周りが何をしているのかに気づいたらしく、鍵盤を離すことなく息で音を切っていました。ああーこれはいい教育だなー。ブレスの練習にもなる、なんて父親がすでに習い事脳です。

 

いっぽうの長女さん。国語の授業。自分の好きなものを人に薦めましょう。というこちらも発表のものでした。二年生になると内容が本当におもしろくなってきますね。歴史の本が好きな女の子、フラダンスをしている子、野球派、サッカー派、お菓子作り。そして長女はもちろん「みなさんもバイオリンをやってみませんか」と薦めていました。お薦めするのは定例文なので仕方ない面もありますが、やらないでしょ普通。気楽に始めるには敷居が高い(気がする)し。実際やってみるとそんなことないんですけどね。

 

ちなみに、長女のヴァイオリン仲間は「囲碁」を薦めていました。

  

孤立無援でも飄々としている長女さん
いいね。独立不羈の魂で突き進んでくれたまえ

 

ではまた。