人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

独創であれ

先日のレッスンで大事なことを言われたので書き残しておきます。

 

ヴィエニャフスキの華麗なるポロネーズを聴いていただいたときのこと。まるまる通した直後に先生がとても強烈なことをおっしゃりました。

 

「よく弾けているけど、ぜんぶ誰かの演奏のつぎはぎだね」

 

うわーっ、長女、ばればれだよー。それにしても小学二年生だろうと「ソリストが人まねなんてしていちゃダメだろう」と言われてしまう世界なんですね。本人はどれだけピンときているのかわかりませんが、夫婦そろって先生のぶれない指導方針に感心してしまいます。

 

「いろんな人の演奏を聴いた? 参考にするのは構わないし、人の演奏を聴くのはいいことだよ。でもまねはしちゃだめ。こういう演奏もあるんだ~、この演奏も好きだけど、自分はこうやって弾こうって思わないと」

 

そして今後、ほかの人の華麗なるポロネーズの演奏を聴くことは禁止になりました。

  

まさかの禁止令! 長女、愛されてるなあ
どんなことでも、愛あるご指導はうれしいものです

 

ではまた。