人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

属七ってなんだっけ

仲良くしていただいている方のブログに、ドロシー・ディレイの「Teaching Genius」(邦題・天才を育てる)についての記事が書かれていたので興味を持ち、妻に「この本買っていい?」と聞くと、

 

「持ってるよ。何年も前から私の愛読書だよ。読んだほうがいいよって何度もすすめたよ。あなたの部屋の本棚にあるよ。だいたいあなたはいつもそうやって私の話を……」

 

やぶへびでした。読みます。

 

姉妹ともピアノのレッスンがありました。二女はコンクールに向けての曲をよくよく見ていただいています。加えて途中でとまっていたブルグミュラーも再開していただきます。タランテラとかいい加減弾けるはずだし、見立てでは夏には全部終わらせられるとのことでした。

 

長女は理論の話になっていて、妻もよくわからなかった、という感想しか聞けませんでした。「属七だのなんだの出てきてよくわかんない」だそうです。あれですよね、セブンスコードのことだよね? ちがうの? 根音に対する7度のことじゃなかったっけ?

 

何かの雑学本で53平均律だと三度の音、たとえばGにとってのC♭とBは音が微妙に違うとかそんな話を読みましたが、何をいっているのかさっぱりです。

 

ソナチネとかバッハの左右を和音にしたときの響きとか、オーケストラがこう鳴ってるところにヴァイオリンの主旋律がここを山にして弾くでしょ?」など、かなり本格的な解析をしてくださっていました。「山を間違えるとこうなるよね!」と、自分からダメな例を弾いてみたり、長女さんも楽しそう。

 

音楽のこと本当に好きだね、長女さん。これだけ好きだと応援しがいがありますわ。

  

最近は長女の音楽ドリルを見てもよくわかりません
高校のときに習った気がするんだけどなあ…

 

ではまた。