人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

夏のはじまり

姉妹ともに夏休みですから、日課の勉強と息抜きと、大量のピアノにヴァイオリンという日々がやってきました。

 

二女は指の回らない箇所、速く弾かなければならない箇所を整えるのに必死。長女は全体的にいろいろと必死。練習しても練習しても練習しても弾けるまで遠く感じてしまい、親もそろってヘタりそうになります。

 

二女のピアノは課題が定まっているので比較的対処しやすいのですが、長女の場合はちょっとやっかいです。というのも長女本人の雑な性格が根源にあるから。tempoで弾くことに必死になりすぎて、丁寧に綺麗な音を追い求めることを放棄してしまいがちなんですよね。

 

性格がそうさせてしまうぶん、せっかく一度は丁寧に直したところも、一晩寝ると全部元通りになってしまってしまうという事態が重なり、毎日が阿鼻叫喚。もうその戻りっぷりといったら、形状記憶合金のようです。いっそのこと本番まで寝なきゃいいんじゃないですかね、長女さん。

 

あっちを修正すればこっちが元通り、こっちを正せばあっちが雪崩、という無間地獄。……あれ、地獄にいるのは長女ではなく、実は、親?

 

ふー、33度の外気にやられそうです。

  

梅雨明けとともに急激に暑くなった関東です
長女も二女も、夏休みらしいこと、できるかなあ……

 

ではまた。