人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

拍を分解する

二女がピアノの練習でなにかひとつ掴んだようです。

 

クレメンティ36-2は一部、突然テンポが倍になったような演奏が入るところがあります。ここの右手と左手がボロボロでどうしたものかと頭を悩ませていたのですが、トリルをおおざっぱに教えずに、一度音譜に落とし込んで、それを左手の16分音譜のどこにどう入ってくるのかをキッチリ教え、それを練習すると……。

 

おお、弾けてるじゃん! ここがきっちり弾けると全体がギュッと引き締まります。

 

自分でも嬉しかったのか、この日はだいぶ集中して練習したそうです。

 

これこそ、二女をコンクールに出すことで求めたものでした。何かに向けて真剣に立ち向かう。そういうことができると、成功体験として脳裏に焼き付きます。その後、その道を続けたいと願い、日々の努力を嫌がらずになるかどうか。そこが、次の難関ですね。

 

  

子育てと楽器道、切り離して考えられないものですね
でも、少したくましくなった二女の姿は嬉しいものです

 

ではまた。