人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

夏休みコンサート

日本フィルの夏休みコンサートに家族で出かけてきました。とてもわかりやすくて有名な曲目が多く子どもたちにはちょうどいいと思い、発売からだいぶ経ってから購入。最後の十数枚というところだったため、2階席の端しか並んで買えませんでした。このコンサートは三部構成になっていて、一部は有名なオーケストラ曲、二部はバレエ、三部はポピュラーミュージックをきくことができるため、誰もがどこかの部を楽しみにできるというなかなかニクイ企画。

 

二女の楽しみは第二部のバレエ。「くるみ割り人形」は発表会でねずみ役、キャンディーの精役の二役を演じた思い入れの深い舞台。ずーっと「バレエが観られる」とワクワクしていました。

 

結果として、姉妹とも大喜びの内容でした。ベートーヴェンの運命、ブラームスハンガリー舞曲、ビゼーカルメンホルストのジュピターと、すべて知っている曲で、生のオーケストラでそれを聴くことができたのは何よりも新鮮だったようです。

 

二部のバレエなど、二女は感動のあまり泣き出してしまうほど。第三部は知っている歌をオケバックに歌うという贅沢な内容。子ども向け題名のない音楽会のような様相で、これは本当にいい経験になったと思います。日本フィルの演奏はそれはそれは素晴らしく、特に管楽器の音を大量に浴びる機会が少ない我が家にとっては非常にシビレる時間でした。

 

アンコールは姉妹も大好きなラデツキー行進曲。年齢ごとに少しずつグレードアップしていくような企画があると通年で通えるなあ、なんて思うくらいいい内容でした。

  

「あ、うちの電話の音」と反応した曲も
そろそろ姉妹もオーケストラの楽しさもわかってきたかな?

 

ではまた。