人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

予選通過

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コメントを書いてくださった方、大変お手数ですが送信前に一度テキストをどこか別のところにペーストしておくことをオススメいたします(同じ文章を二度書くのはとてもしんどいですので……)。

 

さて。長女、コンクールの予選がありました。

 

先日本番に近い環境で弾くことができましたので、ある程度は大丈夫だろうとは思っていますが、それでもまだ曲は勉強中。少しでも完成度を高めてから舞台に挑みたいところです。前日は、音程部分やテンポ部分など、こまごまと確認して準備していました。

 

さて、現地着。ヴァイオリンケースを抱えた子たちが次々と控え室に入り、パカパカとヴァイオリンケースを開けて練習にいそしみます。先生がついて、親御さんがついて。どちらかというとせかすのは親ですね。子は「わかったようるさいなー」的な態度の子が多い。……わかるよ、気持ち。

 

我が家もご他聞に洩れず、「はやく練習しよう!」とせっつきます。長女が昨晩なかなか直せなかった部分が、今朝もまだ直っていなくて、夫婦とも若干ピリピリしていたかな……。もし怖い顔をしていて「うわあ……」と思った方がこのブログを読んでいらっしゃったらゴメンナサイ。周囲を見る余裕がまったくございませんでした。

 

でも最年少のちっちゃいかわいい子が、ジーッと長女の演奏を見ているのが印象的で、心を癒されるワンシーンでございました。あの子のおかげで、少し気持ちに余裕が戻りました。

 

今回の会場はとても響きのいい気持ちのよいホールでした。長女の演奏は、まあまあ。よく弾けてる、というレベル。音楽としての完成度という話になると、少し疑問が残る、そんな感じでしょうか。審査員の方からの評価もまさにそうで、納得づくめの寸評でした。課題はやっぱり音程。それとピアノとのアンサンブル感。ご存知のとおり予選はよっぽどのことがない限りは落ちませんので、そのまま通過です。本選、残れれば全国と、残り2回の演奏機会に向けていよいよ精度をアップさせていきたいと思います。

 

たまたまですが、昨年の学コンの全国大会まで勝ちあがった子の演奏を聴くことができたのは大きな収穫でした。もうね、うまい。ほんとすごい。お金払って聴くレベルです。全国クラスの小学生はここまで弾けるんだなあ。がんばってほしい。心から応援しています。今年もできればまた横浜に聴きに行きたい。

 

小学生過ぎたらただの人、とならないためにも、まずは長女自身の意識改革が大事ですね。音程認識、音色認識、アナリーゼできなくても指示された弾き方はなぜ必要なのかを頭で理解する、などなど。課題は山ほど。2年生のうちにある程度クリアしておきたいところです。

 

長女本人? のほほんと「やったー、予選とおったー。よかったー」と言って喜んでおりました。そういうところ、まだまだ子供らしくてかわいいです。

 

  

ほかの先生のご意見を聞けるのがコンクールの醍醐味ですね
コンクール後はいつもどおりジジババにだいぶ甘やかされてゴキゲンの姉妹でした

 

ではまた。