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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

耳の改革

昨晩、レッスンで課題をいただいた「ふたまわりくらい優しく」弾く改革を、長女とともにがんばってみました。親も耳がディストーションサウンドに慣れてしまっていたことを反省し、とにかく音量が小さくとも優しくておとなしい音に変化させていこうというわけです。

 

ですので、長女に華麗なるポロネーズをゆっっっっくり弾かせ、「そこ、もっと力を抜いて」と細かく細かく逐一指摘していきます。そういう意識で聴くと、今まで「これでいい」と思っていた箇所がいかに汚い音になっていたかがハッキリとわかってきます。長女はまだ手癖で弾いてしまい、汚い音なのかどうかがわかっていない様子。でもこれはわかってもらわないと困る。だからこちらも必死で指摘します。すると長女は「えーっ」と嫌そうな顔。

 

……これは話し合う必要があるかもしれません。

 

「音程が違うとか、音が汚いとか、怒られるのはいや?」

「うん……」

「まあそうだよね。じゃあなぜ指摘されるのかを考えてみよう」

「……うーん、わたしがちゃんとできなくて、下手だから?」

「違いますー。ほかには?」

「練習をなかなか始めないから?」

「違いますー。いや違わないけど、それは今の話とは別」

「……わかんない」

「それはね、あなたが自分で『音程が違う』『汚い音』ということに気づいていないから。気づいていないから直さないでそのまま弾くでしょ。でも聴いているこちらは気づくから言うの。もしあなたが今後、自分で音程や音色に気づいて、自分で直せるようになったら、パパとママが練習を見る必要も無くなるんだよ」

「……そうなの?」

「練習を聴くのは好きだから、いつも聴きたいけどね! でもあなたが自分で悪いことに気づいて、それを直そうとする練習さえしてくれれば、パパもママも黙って聴いているようになるよ。先生が教えてくれた、優しい音、おとなしい音で弾けるように、頑張ってごらん」

「わかった!」

 

とまあこんな会話をしました。わかったからといってその日から弾けるようになるわけではないのですが、ここのところ目的意識が薄れていて、少しモチベーションが下がっていたので、少し元気になったかな。

 

少なくとも、ゆっくり弾く練習を嫌がらなくなりました。

  

自立と技術向上を同時進行ですね
子供って頭が柔らかいから納得するとちゃんとやるんだよなあ

 

ではまた。