人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ピアノの先生、叱責

姉妹、ピアノのレッスンがありました。

 

長女はエチュードシューマン2曲。シューマンには独特のアナリーゼがあるらしく、神経質なまでに楽譜にすべてを記載するタイプだったようで。妻・クララが「夫の曲は楽譜どおり弾いてください。彼の言いたいことが全て書いてありますから」と言っただけのことはあります。

 

二女は前回いただいたばかりのブルグミュラーの新曲を聴いていただき、「とてもよく出来ているので、指の形を直したら暗譜して仕上げてきて」とご指導いただけました。そして新曲まで! コンクール用のソナチネは3楽章の出来がよく、2楽章はそこそこ、1楽章はまだまだ、という評価だったみたいです。

 

なんにせよ順調でよかった。

 

と思ったら、事件はレッスン直前に起こっていました。姉妹して「わたしいつも先に弾いているから、今日は長女ちゃんが先に弾いて!」「なんで。いつも二女が先なんだから先に弾いて!」そんなつまらない喧嘩で数分間あーだこーだ言い合っていたら……。

 

「帰りなさい! そんなこと、家で決めてきて!」

 

……わお。いつも穏やかな人なのに、叱るときは叱るんですね。妻が姉妹に強く言い聞かせ、ごめんなさいしてからレッスン開始。レッスンが始まってしまえば、ふたりともいつもどおりスムーズに受講いたしました。

 

実はちょっと心配なんですよね。成長過程の一環ですから、どんなことが起こっても不思議ではないのですが、音楽に対する情熱のようなものが薄れているのだろうか、と思ってしまいます。今まで「どっちが先か」で言い争うことなんてなかったのに。

 

気持ちが停滞していないといいのですが。

  

心配しすぎですかね。それならそれで嬉しいんだけど……
でも一度嫌いになるくらい真剣に向き合うのも大事だしなあ……

 

ではまた。