人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ああ、漏水だ・・・

夏は湿度がとても高いのでピアノを置いている部屋は常に空調を管理しています。しかしその日はとにかく湿度が高かった! 暑さのせい、というよりも、雨のせいで。その雨が止み終わるのを待っていたら、ピアノにカビが生えるんじゃなかろうか、というくらいの湿気でした。

 

そこで、除湿機を回すかたわら、エアコンで湿温を調整していました。ある程度の出費とエネルギー消費を覚悟の上でやらないと、ピアノはすぐに音程が狂ってしまいます。もうこれは仕方ないことと諦めていますが、音程の概念がまだあやふやな長女にあまり狂った和声は聞かせたくないのです。

 

しかしその日、異変に気づいたのは妻でした。

 

「大屋根が濡れてる! エアコンのダクトから水滴が!」

 

えええええっ。

 

妻、あわてて捨てようと思っていたベッドシーツをかぶせます。防水加工になっているタイプのものなのでちょうどいい!

 

即座に電源を切り、水滴をふき取ります。もしかしてどこからか漏れているんじゃ……とよく見ますが、そんな気配はありません。おかしいな。おかしいね。ヨドバ●カメ●の5年延長補償に入っていたので(「エアコンは絶対にトラブルがあるから、入っておいたほうがいいですよ!」と店員さんにゴリ押しされたのが当たった!)さっそく予約してきてもらうことに。

 

修理の人が来る日まで、ピアノの上にベッドシーツをかぶせたままエアコンをかけてみますが、まったく水滴が垂れるようなことはありません。あの日だけどうして?

 

エンジニアの方にすべてを説明したところ、いくつか考えられる原因をあげてくださいました。そして現象が起きたら写真を撮っておいてほしいこと、できればすぐに呼んでほしいことなどを教えてくれました。どうやら修理は必要ない様子。ただ、大雨のときは運転を控えたほうがよいだろう、とのことでした。

 

とても親切だし、勉強家だし、自社の技術に対する誇りを感じるエンジニアでした。本当に昔から魂を感じられて大好きなんですよね、ダイキン。エアコンはダイキン一択の我が家なのです。ほかのエアコンを知らないだけかもしれませんが、簡単に言ってファンなのです。

 

ちなみに、ピアノは完全に無事でした。大屋根に数滴垂れたときに気づいた妻のお手柄! もう少し気をつけないとなー。

 

配置換えも考えないといけないかもしれません
タイトルはとあるゲームの有名な一節です。わっかるかなぁ、わっかんねぇだろうなぁ~

 

ではまた。