人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

あーいいねー、これ弾きたいー

最近、長女が自主的に「これが弾きたい」ということが増えてきました。そのレパートリーがあまりにも僭越すぎて笑ってしまうので、全部「先生がいいって言ったらね!」と逃げておりますが、でも弾きたいと思う曲を弾くのが上達の近道なのではないかと思う気持ちもあり。まずもってまだ華麗なるポロネーズの本番があるのだから、そっちに集中してほしいところではあります。

 

というわけで、本日は長女セレクションを。

 

●2つのマズルカ Op. 19-2 Dudziarz
(旅芸人、田舎周りのヴァイオリン弾き/ヴィエニャフスキ

 

私がハマリ聴きしていたせいか、長女も気になったようで。同じヴィエニャフスキだし、文法も同じだろうし、華麗なるポロネーズを弾いたあとだったらあまり時間もかからずに習得できるのではないか、という思いもあり。

 

● ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 

メンデルスゾーン


「次はねー、チャイコフスキが弾きたい」「チャイコン? あー華やかだからいいよね。長調だし」「え、mollだよ。シから始まるやつ」「(わかんないよそれだけじゃ)歌ってみて」「えーと……シーシシーソミミーシ」「それメンコン!!!」

 

●ヴァイオリン協奏曲 ニ長調

ブラームス


「この曲すきー!(鼻歌でメロディをすべて歌う)」「ブラコンの第一楽章から覚えてるの?」「うん。でもね、第三楽章が好き」「あー。ねー。かっこいいもんねー。でも長女、重音とれないとあれは弾けないよ」「わかってる! うるさいなー!」

 

長女おしい! これでベートーヴェンが揃えばヴァイオリン協奏曲の猪鹿蝶だった。そういえばあまり家でベートーヴェンを聴きません。クロイツェルは好きで私がよく聴きますし先生も弾いていらしたので長女も「あーあの曲ね」くらいの認識はあるのですが、なぜかな、協奏曲を聴かないな。今度流しておこう。

 

ロンカプとかどうなのかな、もしくはツィガーヌとか
それよりもバッハを弾けないといけないのではないかと最近思います

 

ではまた。