咳という邪魔モノ
最近「あの、あれですよね……ブログ書いてる……」と連続で直に言われているきゅうじうです、こんにちは。すみませんこんな人でした。がっかりしませんでしたか?(アイドルじゃあるまいし!!)私の方も御名前とお顔が一致する方が増えてきて、なんだか急に世界が縮まった感じです。ヴァイオリン業界は狭いなあ。ほんっと悪いことできないなあ。とにかくみなさんお優しいのでありがたい限り。
さて、最近の二女さん、ずっと咳をしています。
毎年のことなのである程度は慣れたのですが、我が子が息も絶え絶えに苦しんでいる様子はやはり心がざわつきます。1週間ほど前からコンコンと言い出し、徐々に気管支からくる咳が出はじめ、そしてとうとう、救急車を呼びました。
クループという症状があります。気管の腫れに気道を圧迫され、激しい咳とオオカミの声のような喘鳴に苦しむ病気。乳幼児にかかることが多く、激しいときは窒息に近い状態になるため一歩間違えば死にもつながります。そのため受診した小児科医からは「症状が出たら躊躇せずに救急車を呼んで」と言われていました。
どうやら気分が落ち着いて副交感神経が優位になったときに発生するらしく、夜中の寝入りばなが一番あぶない。この日は特にひどく、深夜から明け方にかけて三度発作が起きました。四度目に私たちもようやく決意して救急車を呼んだというわけです。
咳は親子の体力を奪っていきます。夜中に起こされること数度、しかも命の危険があると言われているのでいつもピリピリしながら見守らなければなりません。ここのところほぼ毎日眠ることができない。それは当然子もです。長女もたびたび心配そうに起きてきては様子を見にきます。「いいから寝てなさい」と言っても、神経はヒリヒリするから寝付けませんよね。そりゃそうです。
楽器を弾くという行為はやはりアドレナリンを出すのか交感神経優位になるらしく咳が一瞬止まります。でもそのあとの反動が激しいため、練習もあまり長続きしません。
長女も少し咳をしだしました。はやく治ってくれー!
練習はともかく、健康を取り戻しておくれ
いつまでも続くものではないと思いながらも、子の苦しむ姿はなかなか辛いものです
ではまた。