人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

やりたいと言ったのは自分だ!

パールマンのコンサートがあることをつい最近知った私です。あわてて調べてみたら当然ですが満席。聴きに行きたかったなあ……。チケットは相当高いですけど。でもあのパールマンですからねえ。

 

さて、本日は長女の精神的成長? のお話。

 

ピアノのレッスンから帰宅した姉妹。いつものように本を読んだり絵を描いたりしはじめた二女を横目に、長女は誰から言われるでもなく自分からヴァイオリンケースを開けて「スケールやっちゃうねー」とC dur、c moll、D durを弾き始めました。どうした、急にやる気になったな。何があったんだろう?

 

「最近、練習をやりたくないときは、自分で自分に言うようにしているんだ」

「へえー、なんて?」

「“ヴァイオリンをやりたいって言い出したのは自分だろー!”って」

 

……急に大人になっちゃったなあ。パパは少し寂しい。

 

けど、自主性が生まれるのはとてもいいこと! 大人だねえ、かっこいいねえ、とひとしきり褒めちぎったのですが、食事時に「ららら♪クラシック」の録画を見ているときの一言で……。

 

「コントラバスって大変だよね」

「へえー、なんで?」

「ずっと立っているんでしょ?」

 

……それはヴァイオリンもな!!!

 

急にまた子供にもどってしまいました。成長っておもしろい。

 

そうそう、二女さん、レッスンで合格をいただいて次の曲に「エリーゼのために」をいただきましたよ! 昨年のちょうど今頃長女がもらった曲。確実に成長を感じる昨今、長女とは違ったエリーゼを奏でてくれるとうれしいです。

 

長女さんこの日はなぜかプツンと気持ちが切れたように8時くらいに就寝していました
二女の咳もあるので早く寝てくれるに越したことはありません

 

ではまた。