人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

二女の楽器の扱い

二女が通信教材に添付されているCDをなくしました! 「おはなしかみしばい」の問題ができないじゃないか! 家中ひっくりかえしたのに出てこないので、仕方なく教材会社に事情を話したら、「新しいのをお送りします」とアッサリ。子供がやる教材だから、なくされることくらいは織り込み済みなのでしょうね。とにかく助かった。

 

さて、楽器の鳴る季節になってまいりました! 毎度毎度ケースを開くと聴いているだけのこちらまでワクワクしてきます。

 

二女のヴァイオリンはドイツ製の1/4手工芸品。新作のお手頃なもので、ずっとお師匠からお借りしています。前の使用者は長女。そのときに「うちにある1/4の中でいちばん鳴る楽器ですよ」とおっしゃっていたとおり、とても良く鳴ります。

 

二女は普段の生活からして常に脱力しているので、ヴァイオリンを構えてもほとんど力まずに弾くことができ、楽器の最高の音を引き出すことができています。1/4を長女から下げ渡されて2週間後のレッスンですでに「二女ちゃん、もうこの楽器のいちばんいい音を出せているよ」とお師匠に褒められたくらい。

 

しかしそんな二女も長女の1/2は手ごわいようで、脱力しているだけではちゃんと鳴らせませんでした。二女自身も「あれ?」という顔で必死で弾きますが、1/4のほうがうまく鳴らせるとわかったせいか、長女の楽器に興味を示さなくなってしまいました。

 

腕の長さが足りなかったり、腕の重みが足りなかったり。弓の質が変わってしまっていたり。いろいろと理由はあるんでしょうけどね。

 

ひとまずいつもの1/4でならば、ラ・フォリアをまっとうなテンポで弾けるようになり、フィオッコのアレグロもインテンポになってきました。レッスンでもお師匠に褒めていただけたそうです。咳をしながらよくがんばった!

 

二女はようやく落ち着いてきました……ほっとしたぁ
と思ったら、長女が今度は調子悪くなってきて……

 

ではまた。