人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

にわとり姉妹、にわとり夫婦

なんと、昨晩、びばオケDebutしてしまいました……。

 

びっくりした。インフルエンザの熱のように突然アクセス数が上昇するんだもの。ご掲載ありがとうございます。やはりラブテスターを懐かしいものに挙げる人に悪い人はいなかった!(?)

 

 「著者の卓見と音楽観が垣間見える記事が多く、興味深い」なんて書いていただきましたが、そもそもクラシック音楽についてはまったくのド素人ですし、私の音楽観はすべて姉妹が楽器を始めてからのものです。つまり平易に言えば「姉妹の先生たちの受け売り」でしかありません。コメント欄に育てて頂いた部分も多々あり、私自身は今まで通りただのド素人ですので、よく用語の間違いや勘違いを平気でします。つまり私にはなんの権威もありませんのでその点のみお断りしておきたいと思います。

 

さて唐突に話題は軽くなり……。

 

習慣づいたことというのは、なかなか抜けるものではありません。二女のもっともよくない癖は、脱ぎながら歩くこと。パジャマとか洋服とかが、ヘンゼルとグレーテルのパンのように点々と落ちています。そのあとを辿っていくと二女がいる。何度注意してもまったく直りません。草刈民代さんか二女さんかってくらいのヘングレっぷりです。

 

長女は最近トイレの電気を消し忘れたままにすることが多い。二女はそのところ大変厳しい人で、「長女ちゃん電気消してない!」とすごく厳しい声で指摘します。「…るさいなーはいはい」といいながら消す長女。いや、どう考えてもあなたがよくないよ?

 

そして、姉妹共通して本当に困るのが修正練習した翌日にその内容をスカッとサワヤカに忘れること! もー手癖で弾くのをやめてくれー! 手先だけでなく脳内もコントロールしないといけないんだよー! その都度、親がキーッてなります。

 

でも、娘たちにだって反論はある。

 

私たち夫婦は先日、とあるブログで「細かい間違いは気にしないでテンポで譜読みし、微調整はあとでする」という方法を読んで「ほほーっ、なるほどー! 長女は乱暴な譜読みをよくしていたけど、これはこれでアリな方法なんだね」「今後はあんまり横から口出ししないようにしようね」と話し合った翌日に

 

「弾けないならゆっくり弾きなさい!」

 

となっていました。ああ、蛙の親は蛙だったか……。

 

三歩歩けば全てを忘れる。にわとり一家でした。

 

とんびはそうそう鷹を産まないのです
三つ子の魂百まで……いやいや修正したところは直って!!

 

ではまた。