人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

読譜に次ぐ読譜

先日わんさかと買い込んだ楽譜ですが、譜読み大好き長女さんはすでにペラペラとめくりながら弾いてみています。ですから練習時に弾いている曲数が今までで最多になりつつあります。

 

・カールフレッシュ

・パガニーニ 24のカプリスから1曲

・メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 第一楽章

・パガニーニ ヴァイオリン協奏曲 第一楽章

・ヴィエニャフスキ 華麗なるポロネーズ1番

 

……字面だけ読むとリサイタルでもやるの? といった感じですが、メンデルスゾーンとパガニーニの両コンチェルトはまだあくまでも軽く触った程度。しかも両曲ともよく耳にするためか、楽譜を見なくても弾けている部分はあり、通常の譜読みに比べると時間的なロスは少ないといえるでしょう。

 

長女はメンデルスゾーンのコンチェルトを本当に弾きたかったらしく、上記のリストのうちで、けっこう長い時間を割いて練習しています。先日のららら♪クラシックで成田達輝さんが「白鳥が湖面をすべるような」と表現した、全音符8つスラーのあとのフレーズ、どうやらお気に入りの様子。

 

今回は楽典用語も事前に調べ、sulもチェックし、pfも確認してから弾き始めました。演奏に反映しているか微妙なところではありますが、sulと指番号だけはちゃんと見てね、と言うとなかなか忠実にがんばっています。

 

しかし、実際ほんとうに“難しい曲”です。冒頭など、まったく弾けている気がしない。

 

パガニーニはカプリスに触れているおかげか文法がわかりやすいらしく、2ページ目くらいまではすらすらっと読んでいました。どれを一生懸命やらせればいいのか親も中途半端な気持ちではありますが、ひとまず今は好きにやらせてみようかと思っています。

 

とてもイキイキと練習している長女でした。

 

しょっぱなから絶対に音程を外せない小節が続きますよね
ヴァイオリンは歌である、を体現したような曲で聴いているほうも楽しいです

 

ではまた。