人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

早起きは三文の

ヴァイオリンのレッスンが終わってもまだ午前の早い時間。そこで私たちはこの日、もうひとつお楽しみを放り込んでおりました。自宅でお昼ご飯を食べて、少し休憩して、ささっと準備を済ませて出発。

 

ふたたびやってまいりました、絵画教室です。

 

今回のテーマはなんと、自画像! 自画像って描いたことありますか? ほのかな記憶の彼方に、とんでもなくハッキリとした、鼻と口のあいだの溝みたいなやつ(「人中(にんちゅう)」というそうです)とか、妙にイッちゃった瞳孔をしている目とかを描いたオモイデが浮遊しています。

 

姉妹とも学校で絵の具をよく使うため、今回は道具の説明は要らないみたいですが、自分で自分の顔を描くというのは技術的に大変なだけでなく、意外と恥ずかしいものです。私自身、自分の顔に向き合うなんて、だいぶ長いことしていませんよ。

 

ここがライフハック系のブログだったら「自分の顔、20代までは親の責任。30代からは自分の責任」なんてよくわからない標語みたいなものを書いてごまかすのですが。

 

閑話休題

 

私ら夫婦は彼女たちが自分の顔に向き合うなか、同じ施設内にある図書館でまったり。2時間して戻ってみたら、だいぶ描きあがっていました! 出来栄えは……「自分の顔を描くって本当に難しいよねーっ。ねーーっ!」っていう感じでした。でもよく特徴を捉えていたし、はじめてなのに思いきった構図で、先生教えるのが上手~と心の中で思ったものです。

 

とても早起きすると一日が長いですね。昔の人は「早起きは三文の徳」だなんて上手いことを言いました。ちなみに「得」と書いてもいいそうですよ。そうそう、朝早く起きるとセロトニンが分泌されて健康にも良くて……とかさらにライフハック系のブログみたいになってきたので今日はこのへんで。

 

この諺は昔は逆の意味だったという説もあるとか
トリビアってネタ埋めにちょうどいいんですよね

 

ではまた。