読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

最後に先生のレッスン

武者修行を終えて、急に大人びた演奏をするようになった長女さんではありますが、私生活ではなぜか甘えん坊に戻ってしまっていました。いろいろと刺激を受けすぎて、親に甘えることで自分の立ち位置を取り戻しているのかもしれない、なんて感じています。

 

ヴァイオリンも同じで、たくさんの刺激を受けたあとは、先生のいつものレッスンで整えていただきたいもの。先生に見ていただけるタイミングがあるため、修行の成果をご披露いたしました。

 

とはいえいつものレッスンからです。カールフレッシュg mollから。あまり練習に時間を割くことができなかったため、こまごまと修正いただいたあとに「これはまだもう一歩だね」と翌週に持ち越しに。

 

続いてパガニーニカプリス22番。「なんだかしっとりしちゃったね。それでもいいけど、もっとハッキリと!」とご指導いただきます。長女と私は、二番目の先生の教え方だね、と目で合図します。これで迷いは無くなりました。最初の先生に教えていただいたことは、曲を弾く方法というよりはもっと大局を見極めた哲学だったため、そういう部分を特に大事にしていければいいと思います。

 

続いて華麗なるポロネーズ。「○○先生にすごく褒めらたよ。とてもよく弾けているって」……恐縮でございます。ではその成果をば……。

 

「うん、とてもいいね。このジャンジャンって弾きかた、○○先生に教わった?」

 

さ、さすが鋭いですね。まさにご明察。

 

「これなら確かに何も言うこと無いでしょう。自信をもって弾いてきて」

 

おお! とうとう褒めていただけたよ! 長女もニッコリしていました。……そして。先生が「弾いてきて」とおっしゃるのには理由が。この曲、武者修行の最後の締めくくりとして披露演奏するのです。

 

長女、レッスン後に褒められたことをものすごく喜んでいました。「がんばろうね」と声をかけると「うん、目だってくる!」と鼻息荒く勇んでいます。

 

さて、どうなりますことやら。

 

この披露演奏にはほかの生徒さんもたくさん参加されます
みなさん、本当にお上手なので少し気後れしている父なのでした

 

ではまた。