人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ひとりっこ二女

レッスンが終わったあと、帰宅してからまたもや練習にいそしんだ家族。二女はピアノに向かい、長女は本日のおさらいを一生懸命やります。

 

このパターンは、このあと用事があるという証拠。姉妹ともそれをわかっているのでとても張り切って練習していました。張り切りすぎた長女、通信教育まで多めに終わらせるという奮闘振りを見せてくれました。

 

さ、家族全員で私の実家に。

 

先日、発表会のときに二女がひとりでお泊りしたのを、恨めしそうに見ていた長女。あなたの発表会のための対策なんだから仕方ないでしょ、といっても子というのは理解できない。仕方ないので長女ひとりで泊まってもいいという約束をとりつけたのでした。

 

到着したとたん長女は

 

「もう帰りなよ。え、まだいるの? もう帰りなよ」

 

10回くらい言っていました。親がそんなに邪魔か。みんなで晩御飯を食べ、少しくつろいでから二女と三人で帰宅。すると今度は二女がとっても甘えん坊に。だっこ、いっしょにお風呂、いっしょに寝て。べったべたにかわいがってやると、満足げにスヤスヤと眠りに付きました。

 

姉妹ってのは毎日いっしょなのが当たり前なので、お互いに対してストレスを覚えることもあるんだろうな。

 

翌日は長女のお迎えです。

 

長女、寂しくて何か言ってくるかと思ったら、ウキウキと電話してきました
「明日なるべく遅く迎えにきてね!」……たくましい。そのまま育っておくれ

 

ではまた。