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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

やめた……わけじゃない

二女は、ヴァイオリンの最後のレッスンを受けたあと、大好きな読書と大好きなお絵かきと大好きなマインクラフトに時間を割いていました。のびのびと、誰に強制されるでもなく。ピアノも「レッスン近いし、少し気合い入れて弾いたら?」というと「うん、わかったー」と1時間くらいは特に何も言わなくてもひとりで弾きます。

 

ときおり「お水飲みたい」とか「ちょっと聴いて」とか言いに来るのですが、これは大抵飽きてしまって、気分転換したいとき。

 

だから横で聴いていてやると、細々とした部分が整っていないので練習法をいっしょに考えて、「できるようになったねー」「ねー」とやっています。もちろんレッスンで教わったにも関わらずやろうとしなかった部分には教育的指導が入りますが、長女のヴァイオリンに似て二女のピアノは自分から向かうことを厭わないのです。

 

だからこそ、ヴァイオリンは二女にとって弊害だったのではないかと思っていたのです。が。

 

お師匠の最後のレッスンの翌日。お借りしていた1/4も返却してしまったので、いつものようにお絵かきと読書とマインクラフトとピアノざんまいなのかなーと思っていたら、長女が数ヶ月前まで使っていた1/2を指さして「長女ちゃん、この子弾いていい?」と聞くではありませんか! 長女も1/2は卒業した楽器なので「うんいいよー。好きに使って」と寛大。

 

すると、ディズニーメドレーや学校で習った曲など、今まで楽譜では渡されなかった曲を次々と空で弾くのです。「ちょっと大きいけど、良い音だねー」と言いながらニコニコと弾いているのです。

 

ああ、ヴァイオリン、好きなんだね。クラシックがやりたかったわけではなく、音楽を奏でる声としてのヴァイオリンは、触っていたい人なんだね。

 

なんだか、嬉しいような、逆に寂しいような。複雑な気持ちになりました。

 

いつでもレッスンを受けられるようにしてやりたいなあ
その後、どのようにヴァイオリンに向き合うのか、二女の態度が見物です

 

ではまた。