人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ピアノと指揮

子の学校で、嘔吐や目の痛みを訴える生徒がここのところ毎日のように出ているそうです。喉が急に痛くなったりする子もいるとか。なんの案内もありませんが、光化学スモッグなのではないかとちょっと恐ろしくなります。

 

突然の真夏日になったり、少し肌寒くなったりと、変わり目の天候もあるのかもしれませんが、みなさまもお気を付け下さい。

 

先日のヴァグ・パピアン氏のピアノを聴いて、しかもそのあとのオーケストラの指揮ぶりを見て、やはりピアノは主にオーケストラの役割なんだな、と勝手に納得したものです。

 

姉妹がお世話になった伴奏の先生もご家族がピアノ奏者で、「一音一音すべての強さや音色を決めてから弾きなさい」と言われたそうです。先生は「全部だなんて!」と驚いたと笑ってらっしゃいましたが、指揮法も学んだ方は本当にそうやって弾いていそう。

 

ピアノにはまったく明るくないので適当な推測ですが(いえ、ヴァイオリンも相当あてずっぽうですが)バッハのインベンションで学ぶのは、多重に重なったメロディラインを聞き分け、それをどう演奏させる(する)かを身にたたき込むためなのではないか、なんて思いました。三重奏、四重奏を指揮するつもりで弾かないといけないのでしょうね。

 

二女は長女と比較的すると、それができてきています。ピアノの先生は「二女ちゃんは器用だから」とおっしゃいますが、器用でもなんでもそれができていると今後のピアノ道には有利そう。長女はこれからインベンションでそれを学ぶことになりそうです。

 

指揮っていまいち何をしているのかよくわかっていなかったのですが、先日のパピアン氏の活躍ぶりに、少し指揮とピアノの関係について目を啓かれた気分です。

 

二女は1度だけ体験で四重奏を指揮したことがあります
第1ヴァイオリンの方に「も、もう少し速くふって」と言われるくらいゆっくりだったみたいです

 

ではまた。