人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

成長を感じるシーン

旅行代理店に変更を頼もうと電話で連絡したのですが、まったく繋がらず。手続をお願いしたときは「緊急時や質問があるときはこちらにお電話ください」とマーカーで丁寧に電話番号を目立たせてくれたのに、出てくれなきゃ意味がないじゃない。本当の緊急時はどうする気なのでしょう。

 

せっかくPCに顧客情報を登録し、社員であれば誰でも確認できるようにしてあるのだから、顧客対応センターをどこかに設置して集中的に対応するほうがいいと思うのですけどね。単に私が、窓口だと何時間も待たされるからイヤなだけなのですが……。

 

二女がようやく自分の演奏の拙い部分に気づくようになってきました。「自分の出している音を自分で聴く」という行為は、人に聴かせる音楽を奏でるために必須の能力ですから、発露が早ければ早いほど成長度合いが違うというもの。長女はその部分の成長がゆっくりだったので、二女の早さには少しホッとしました。鍵盤楽器とフレットレスの弦では注意する箇所が違うでしょうけど、それでも成長には激しい個性差があるんだな、と再確認した思いです。

 

かくいう長女も最近はとても自分の音程に厳しくなってきました。音程良く弾き続けられるかどうかは、その日の調子にもよるのですが、少なくとも「今の音はよくなかった」と自ら判断できるように少しはなってきたでしょうか。その影響もあって、今まで少なかった音色がまた少しグラデーションカラーのように増えてきました。8色クーピーが16色クーピーになった感じ?

 

そして二女がピアノを弾いているとき、長女は彼女の手元ではなく楽譜を見て、見落としがある部分を指摘する。これは彼女たちを教えてくださった先生方すべての人たちが息をするように当たり前にしていた行為。その教えが体に染み付いているのですね。

 

「ヴァイオリンの先生になりたい」というのが長女の元来の希望。その先生の教え方を自然とまねできているというのは、やはり好きだからなのかな。

 

また一歩、将来へと足を踏み出しています。

 

進路、進学、これから実体の無い未来が迫ってきますね
学校で話題が多いのか、長女は最近中学・高校の話をするようになってきました

 

ではまた。