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人生を劇場にしない

ヴァイオリン経験皆無の親が、迷走しながら長女を導く軌跡

ボムソリちゃんのメンコンを聴く

ここ数週間というもの、人生の中でもそうとうに濃い時間を過ごしています。良いこともあれば寂しいこともあり、つらいこともあれば楽しいこともあり。アップダウンが激しすぎて体がついていきません。こういうときに風邪をひきやすいので要注意だぞ自分!

 

季節の変わり目、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

姉妹は運動会があり、長女が相変わらずの俊足を見せ付けて会場を沸かせつつ、二女もめいっぱい自分のできることを全身で表現していて、とにかく楽しい1日になりました。あとは風邪を引かないでくれよーと願っていたのですが、石灰を吸い込みすぎたのか若干ぜんそくがぶり返した長女。二女も頭の痛さを訴えていました。石灰に替わる自然物質はないのですかね。粒子が細かくて肺胞に届いてしまえば結局は一緒なのかな……。

 

ヴァイオリンもピアノも、姉妹ともに大きな変化があった9月。だからこそ今月は、なるべく明るく乗り切りたいと思っているところです。

 

そんななか長女と私の2人で、ボムソリちゃん(ずいぶんと長いこと我が家では勝手に“ちゃん”づけで呼んでいて、クセが抜けていません。もうレディなのにごめんなさい)のメンコンを聴きにいってきました。文化庁が主催する「アジア・オーケストラ・ウィーク」というイベントでチャンウォン市立交響楽団と協演したのです。

 

私も妻も、なぜか彼女の演奏がとても好きです。理由は分析できていません。

 

演奏がよかったとか、テクニックが素晴らしかったとか、そういう部分ではなく、なんといいますか、「ああ、彼女の演奏を聴けてよかった、楽しかった」そんな感想。緩徐楽章が得意なのでしょうか、耳が素人の私でも2楽章からはいろんな音色が聞こえてきて、素直に美しいなと思える空間に入り込めました。

 

アンコールではイザイの無伴奏3番を弾いてくれて、こちらも大迫力。……学校疲れで眠そうにしていた長女も、これだけはパチッと覚醒して聴いていました。半分くらいは寝ていましたが、それでも楽しそうだったのでよかったよかった。ボムソリちゃんのおかげです。

 

チャンウォン市立交響楽団はコントラバス以外の弦はすべて女性でした。逆に管はほとんど男性。以前長い時間雑談させていただいたコントラバス奏者の方が「なぜかコントラバスは管楽器扱いなんですよねー」なんて笑っていらっしゃいましたが、それって日本だけの話ではないのだなあ。いや、そういう区分でここまではっきりと男女分かれているのかはわかりませんが、何かお国柄があるのでしょうか。おもしろい。

 

家に帰ると二女が子犬のようにまとわりついてきて大変なことに。姉が夜にいなくて不安定ぎみだったそうで、「いつかえるの。いまどこにいるの。なにしてるの。れんらくしてよね」とストーカーチックなメールが電源を落とした携帯に入っていて笑ってしまいました。今度は二女をどこかに連れて行くということで決着。

 

寄ると触ると喧嘩ばかりしているくせに、いないと寂しいだなんて。姉妹だなあと思う秋の夜長です。

 

意外な方に「更新はまだ?」と言われてしまいまして
あまりに嬉しいお言葉でした、この場にて御礼申し上げます

 

ではまた。